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セラミック治療とは何?補綴治療時の被せ物の選び方について四日市の矯正が解説

23.05.18

カテゴリ:一般歯科審美歯科

私たちの歯は再生することがない組織で構成されているため、欠けたり、虫歯に溶かされたりしたら、人工の材料で補わなければなりません。そんな時に行われるのが「被せ物治療」です。専門的には補綴(ほてつ)とも呼ばれるこの治療では、セラミックを始めとしたいろいろな材料を使うことができるため、どれを選んだらよいのか迷っている方も多いことでしょう。そこで今回は、補綴治療時の被せ物の選び方について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。

■補綴治療とは?

補綴というのは、日常生活で使う機会のない言葉なので、そもそもどんな治療なのかイメージしにくいですよね。

・補綴治療とはどんな治療?

補綴治療とは、虫歯や外傷などで失った歯質や歯そのものを補う治療法です。広くは、ブリッジや入れ歯、インプラントなどを意味する言葉ですが、今回は被せ物治療に焦点を当てて解説していきたいと思います。

・一般的にはどのような処置がされるの?

一般的な被せ物治療では、まず支台歯形成(しだいしけいせい)が行われます。補綴治療を施す歯を被せ物の装着に適した形に整える処置です。歯の形が整ったら歯型取りを行い、模型を作ります。被せ物のほとんどは、その模型を使って歯科技工所で作られます。被せ物が完成したら歯科医院で試適して、問題がなければ専用の接着剤で装着します。

・補綴治療時に気をつけておくべきポイントは?

◎保険診療と自費診療の違い

被せ物治療を始める前にまず「保険診療」か「自費診療」のどちらかを選択しなければなりません。保険は3割負担で治療が受けられる反面、選択できる被せ物の種類や治療法、治療にかけられる時間などに制限がかかります。自費診療には基本的に制限が加わらないため、被せ物の種類を自由に選ぶことができるだけでなく、審美性や機能性、安全性などもとことん追求できます。その点を理解した上で、どちらかを選ぶ必要があります。

◎歯科医院によって仕上がりが大きく変わる

被せ物の仕上がりは、治療を担当する歯科医師の技術や歯科医院の設備によって大きく変わります。どこで受けても同じクオリティの被せ物を装着できるわけではないのです。これは再治療のリスクとも直結するポイントであり、歯の寿命そのものとも深く関わってくるため、歯科医院選びは慎重に行う必要があります。

◎被せ物にはいろいろな種類がある

被せ物治療に関する知識がないと、費用負担の少ない保険診療で、何となく銀歯を入れてしまいがちですが、その結果、後悔してしまうケースも珍しくありません。当院にも保険診療で入れた銀歯を自費診療のセラミックに変えて欲しいと希望される方が一定数いらっしゃいます。やはり、銀歯には見た目や身体への安全性の問題があるため、長くは入れておきたくないという方も少なくないのです。そうした補綴治療で後悔しないためにも、被せ物にはいろいろな種類があり、それぞれに異なるメリット・デメリットがあることを知っておきましょう。

■被せ物の種類と特徴について

ここでは、補綴治療で使用する代表的な被せ物を4つご紹介します。

◎コンポジットレジンの特徴

コンポジットレジンは、歯科用プラスチックです。保険診療ではお馴染みの白い材料ですね。価格が安く、使い勝手も良いため、補綴治療でも重宝されていますが、あくまでプラスチックです。経年的な劣化が起こりやすく、長く使い続けていく中での変色や摩耗は避けられません。

◎金銀パラジウム合金の特徴

金銀パラジウム合金とは、いわゆる銀歯に使われている金属です。文字通り「金・銀・パラジウム」という金属が大半を占める合金で、その他、亜鉛やスズなども含まれています。銀歯はお口の中で金属イオンが溶出しやすく、金属アレルギーやメタルタトゥーのリスクを伴います。保険が適用されるものの、見た目が良くないこともあり、白い歯への交換を希望される方が多くなっています。

◎ゴールド(金)の特徴

ゴールドも金属ではありますが、安定性が高く、金属イオンの溶出が起こりにくい材料です。金属アレルギーやメタルタトゥーの心配はほとんどありません。歯質との適合も高く、虫歯の再発リスクは低くなっています。また、歯と同じくらいの硬さなので、噛み合う天然歯を傷付けるおそれも少ないでしょう。保険が適用されないため、費用負担は大きくなります。

◎オールセラミックの特徴

オールセラミックは、審美材料のセラミックのみで構成された被せ物です。天然歯の白さ・光沢・透明感を忠実に再現できるだけでなく、歯質とぴったり適合することから、虫歯の再発リスクも少なくなっています。当然ですが金属アレルギーおよびメタルタトゥーのリスクはゼロとなります。歯列の中で最も高い審美性が要求される前歯の補綴治療に最適な材料といえます。極端に強い衝撃が加わると割れることがあるため、奥歯の補綴治療にはあまり向きません。

◎ジルコニアセラミックの特徴

ジルコニアセラミックは、オールセラミックの「割れやすい」という弱点を克服した材料です。金属に匹敵する硬さを備えており、人工ダイヤモンドとも呼ばれています。色は白く、本物の歯に近い見た目を再現できますが、透明感はオールセラミックに劣ります。ですから、強い力がかかりやすい奥歯の補綴治療に向いているセラミック材料といえます。

■補綴物の選び方

被せ物の種類についてはご理解いただけたかと思いますので、次は選び方のポイントです。

◎体質

金属アレルギーをお持ちの人や、そのリスクをゼロにしたい人は、金銀パラジウム合金製の銀歯は選択肢から外してください。保険診療であればレジン、自費診療であればセラミックかゴールドを選ぶことになります。

◎治療箇所

前歯は審美性に優れたオールセラミック、奥歯は強度に優れたジルコニアセラミックがおすすめです。保険診療であっても前歯の場合はレジンなどの白色材料を使用できますのでご安心ください。奥歯に関しては、一定の条件を満たすことで「ハイブリッドセラミック」というプラスチックとセラミックの混合材料を使うことも可能です。

◎耐久性

耐久性に重きを置くのであれば、ジルコニアセラミックか銀歯がおすすめです。銀歯にはさまざまな問題がありますが、とにかく壊れない被せ物を希望される場合には、選択肢のひとつとして挙げられます。

■プルチーノ歯科の紹介

最後に、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科について簡単に紹介させていただきます。

◎審美治療が得意な歯医者さん

プルチーノ歯科・矯正歯科では、さまざまな被せ物治療に対応しております。今回ご紹介した種類以外にも、ラミネートベニアやメタルボンドといった補綴装置もご案内できますので、関心のある方はお気軽にご相談ください。

◎痛みに配慮した治療

被せ物を始めとした歯科治療には、歯を削る処置が必須となります。あらかじめ麻酔注射を打つことも珍しくなく、処置に伴う痛みが不安な方も多いことでしょう。当院はそうした麻酔処置や歯を削る処置に伴う痛みを可能な限り抑える取り組みを実施しております。被せ物治療に伴う痛みが怖いという方は、ぜひ当院までご連絡ください。痛みに配慮した治療について、さらに詳しくご説明します。

◎ていねいなカウンセリング

補綴は、患者さまの大切な歯の見た目や機能を回復させる重要な歯科治療です。どのような素材を選ぶかによっても仕上がりが大きく変わってくるため、事前のカウンセリングが重要となります。四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、そんなカウンセリングをてねいに行った上で、患者さまに心からご満足いただける歯科治療を提供させていただきます。

■まとめ

今回は、被せ物治療の種類や選び方のポイントを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。被せ物は、歯の大部分を補う重要な装置となるため、治療法の選択は慎重に行うことが大切です。「とにかく安ければいい」という観点ではなく、歯やお口全体の健康まで見据えた視点で、治療選択を行った方が良いといえます。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

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