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「顎関節症」とは?症状と治療方法を四日市市の歯科医院が解説

23.01.26

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

皆さんは、顎の関節に痛みを感じることはありませんか?口を開けにくい、ときどき顎が外れるなどの症状も含め、顎の関節周囲に何らかの異常が認められる場合は「顎関節症(がくかんせつしょう)」が疑われます。日本人に比較的よく見られる病気なので、心当たりのある方は当院までご相談ください。今回はそんな顎関節症の症状や放置するリスク、治療方法などを三重県四日市市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説します。

1,顎関節症とは

顎関節症とは、頭の骨と下の顎の骨をつなぐ顎関節にさまざまな症状が現れる病気です。10~20代で症状が強く現れやすく、年月が経過すると自然に治ることもありますが、積極的な治療が必要となるケースも珍しくありません。

どんな症状か

顎関節症になると、以下のような症状が見られます。

◎顎の関節がカクカク鳴る(関節雑音)

口を開けた際に顎の関節が「カクカク」鳴る場合は、顎関節症の可能性が高いです。専門的には「関節雑音」と呼ばれるもので、顎関節にある「関節円板(かんせつえんばん)」というクッションのような組織に異常が認められます。口を大きく開ける度に、クッションが壁を頑張って乗り越えようとするため、口の開けにくさを感じます。

◎口を大きく開けられない(開口障害)

顎関節症が進行すると、口を大きく開けられなくなります。正常な状態では、指が縦に3本入るくらい口を開けるものですが、指が2本もしくは1本しか入らない場合は、顎関節症による開口障害(かいこうしょうがい)が疑われます。口を大きく開けられないため、日常生活でも支障をきたすことが多くなるため、早急に治療を受けた方が良いです。ちなみに、口を大きく開けられなくなる原因としては、上述したクッションが壁を越えられなくなる(関節円板の異常)、口を開けようとすると強い痛みが生じる、顎関節の骨や線維が癒着している、などの現象が挙げられます。

◎顎関節やその周囲の筋肉が痛い

顎の関節そのものや周囲の筋肉に痛みが生じるのも顎関節症の主な症状のひとつです。痛みが気になってしまい硬いものや大きなものを食べられなくなる方も少なくありません。痛みの度合いは顎関節症の重症度や感受性によって大きく異なります。

顎関節症になる理由

顎関節症は、以下に挙げるような原因によって引き起こされます。いずれかひとつではなく、いくつかが組み合わさって発症するケースが多いです。

・噛み合わせが悪い
・歯ぎしり、食いしばりなどの悪習癖がある
・日常的にストレスを受ける機会が多く、顎の筋肉が緊張しやすい
・頬杖やうつ伏せ寝をする習慣がある
・左右どちらから一方で噛む癖がある
・交通事故などで顔面に外傷を負ったことがある
・普段から大きく口を開けたり、極端に硬いものを噛んでいたりする
・お口に合っていない入れ歯や被せ物を装着している

2,顎関節症のリスク

顎関節症は、自然に治ることもある病気ですが、そうではないケースで放置すると、次のようなリスクが生じます。

こんなリスク1:口が開かなくなる

軽度の顎関節症の症状は、口を開けた際に「カクカク」と鳴ったり、顎関節周囲に痛みや違和感を生じたりする程度にとどまります。それが進行すると、口が開かなくなることもあるため十分な注意が必要です。指が1本しか入らないほどの開口障害では、会話や食事にも大きな支障をきたします。

こんなリスク2:関節の骨が変形する

顎関節の症状を放置していると、関節の骨や関節円板がボロボロになっていくことがあります。その結果、顎関節の機能が破壊され、生きていく上で必須となる「しゃべる」「噛む」「飲み込む」といった行為がままならなくなることもあり得ます。もちろんそれは顎関節の重症例であり、早期に適切な治療を受けることで、正常な機能を取り戻せます。

こんなリスク3:歯・歯並び・噛み合わせに異常が現れる

顎関節の状態が悪くなると、そのしわ寄せは歯に及んできます。一部の歯に強い負担がかかることで摩耗や破折を招き、その歯の寿命が縮まることもあります。1本の歯に異常が生じると、歯列全体に悪影響が及ぶことで歯並び・噛み合わせに異常が現れることも珍しくありません。


3, 顎関節症の治療方法

顎関節症の症状は、歯医者の治療で改善することができます。

治療の方法1:マウスピースを使った治療(スプリント療法)

歯医者で受けられる顎関節症の治療法としては、スプリント療法が最も標準的です。患者さま専用のマウスピースを作製し、夜眠る時だけ装着していただきます。歯ぎしりや食いしばりというのは、眠っている時に起こることが多く、睡眠中にマウスピースを装着することによって顎関節への負担が大幅に減少します。

治療の方法2:歯並び・噛み合わせの治療(歯列矯正)

歯並びや噛み合わせの異常に由来する顎関節症は、歯列矯正で改善が見込めます。四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、噛み合わせの改善まで見据えた歯列矯正を行っておりますので、顎関節症にお悩みの方はお気軽にご相談ください。歯や被せ物の高さが原因で顎関節症になっている場合は、歯列矯正ではなく、咬合調整(噛み合わせの調整)だけで改善できることもあります。いずれにせよ精密検査を行ってみなければ、正確な診断を下せません。

治療の方法3:外科手術

重症化した顎関節症では、顎の関節の変形や破壊などが起こるため、通常の治療では完治させることが難しいです。そこで行われるのが「外科手術」です。顎関節症の外科手術にはいろいろな方法があり、症状によっても大きく異なるため、関心のある方は専門の医療機関にお問合せください。大学病院のような大きな医療機関の口腔外科では、顎関節症の外科治療にも対応しています。

4,プルチーノ歯科のご紹介

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、顎関節症の診断・治療にも対応しております。顎の関節が痛い、口が開きにくい、顎の関節がカクカク鳴るなどの症状が認められる場合は、お気軽に当院までご相談、ご予約ください。

プルチーノ歯科での治療

プルチーノ歯科・矯正歯科は、歯列矯正に力を入れている歯医者さんです。歯並び・噛み合わせの異常に由来する顎関節症であれば、マウスピース矯正で治せることもあります。その他の矯正法やスプリント療法にも対応しておりますので、軽度から中等度の顎関節症を診療可能です。

医院の特徴

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、「人生のターニングポイントとなる歯科へ」をスローガンに掲げた歯科医院です。歯科治療を通して、患者さまの人生がより良いものになるよう、最大限努力いたします。今回のテーマである顎関節症だけでなく、一般歯科治療やインプラント、矯正歯科治療も行うことができ、幅広い世代の方々に通院していただいております。四日市で信頼できる診療実績豊富な歯医者さんをお探しであれば、ぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご連絡ください。

5,まとめ

今回は、顎関節症の症状や原因、治療法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。顎関節症は、お口周りの病気の中でも少し特殊性が高いので、原因や治療法がわからず困っている方も多いかと思います。当院までご相談いただければ、しっかりと診断した上で治療法のご提案を差し上げます。

当院はイオンタウン四日市泊内にて診療を行なっており、大型駐車場もあるためお車でお越しの方にもアクセスが良くご利用いただきやすいかと思います。予防歯科や小児歯科・小児矯正、ホワイトニングなど皆様の様々なご相談に対応しております。診療は木曜日を定休日として土日祝日も実施しております。

是非ご予約いただきお気軽に御来院ください。院長・医師・スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。



鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

医院へのアクセス・診療時間については各医院のHPをご覧ください。

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