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【四日市の矯正歯科が解説】矯正治療後の後戻りの原因と対処法について

23.01.31

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

矯正歯科治療は、自力ではどうすることもできない歯並び・噛み合わせの異常を根本から改善できる素晴らしいものです。四日市でもたくさんの方が数年に及ぶ治療期間を頑張って乗り切り、理想に近い口元を手に入れています。ただ、矯正治療後の対処を誤ると、後戻りが生じて後悔することになるため十分な注意が必要です。今回はそんな矯正治療後の後戻りの原因と対処法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説します。

矯正治療後の「後戻り」とは?

大人が受ける歯列矯正には、必ず「後戻り」のリスクを伴います。後戻りとは、矯正治療で動かした歯が元の位置へと戻る現象のことで、使用した装置がマルチブラケットでもマウスピースでも違いはりません。歯列矯正で歯の移動を行った以上、すべてのケースで後戻りするリスクが生じるのです。

◎歯の後戻りのメカニズム

私たちの歯は、顎の骨に直接、埋まっているわけではありません。その周囲には「歯周靭帯(ししゅうじんたい)」と呼ばれる軟らかい組織が介在しており、クッションのような役割を担っています。靭帯は手足の関節にも存在しているので、弾力のある組織であることは何となくイメージできますよね。矯正治療では歯を動かした際には、この歯周靭帯もしっかり移動しなければその位置で安定させることはできません。

矯正治療が終わった直後というのは、歯周靭帯がまだ前の位置にとどまっていて、元に戻そうとする力が働きます。その結果として、歯の後戻りが生じるのです。もちろん、顎の骨が固まるまでにもそれなりの期間を要するため、歯周靭帯だけが歯の後戻りの原因というわけではありませんので、その点もご注意ください。

なぜ矯正後に「後戻り」する?後戻りの原因について

矯正歯科治療後の後戻りは、以下の3つが主な原因となります。

◎保定期間が短い/リテーナーの装着不足

矯正後に後戻りが生じる主な原因は、不適切な保定です。保定処置を省いてしまうことは論外として、短期間で保定を終了させたり、保定装置であるリテーナーの装着時間が不足したりしているケースでは、かなりの確率で後戻りが生じます。保定というのはそもそも後戻りを防止するために行うものであり、それを怠ってしまったら歯が元の位置へと戻ってしまっても何ら不思議ではありません。ちなみに、リテーナーには着脱式と固定式の2つがあります。固定式の場合は、リテーナーの装着時間を管理する必要はありませんが、装置の不具合を放置すると、適切な保定が行えず、歯の後戻りを招くこともあります。

歯の移動が完了して美しい歯並びを手に入れることができたら、その時点で気が抜けてしまい、保定を疎かにする人も珍しくありません。確かに数年間いろいろなことを我慢しながら頑張ってきたので、少しくらい自由にしても良さそうなものですが、保定で気を緩めると、それまでの年月が無駄になってしまうこともある点をわすれないようにしてください。

◎「舌癖」や「口呼吸」など歯並びを悪くするクセや習慣

悪い歯並び・噛み合わせ原因は、骨格的な異常だけではありません。舌を前に突き出す舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)やお口ポカンの口呼吸などがあると、歯列に不適切な力が加わり、あるいは加わらないことで歯並び・噛み合わせが悪くなります。それは矯正治療後も同じです。矯正装置によって歯を動かす「動的治療(どうてきちりょう)」が終わった後にもそうした悪習癖・悪習慣が残っていると、歯が再び悪い位置へと戻っていってしまうため注意しましょう。

◎不適切な矯正治療

後戻りが生じる原因は、患者さま側だけにあるわけではありません。歯科医師が不適切な治療を行った場合は、矯正後に元の位置へと歯が戻っていきます。もちろん、それを意図して治療を行う歯科医師は存在しておらず、ほぼすべてのケースで技術・知識不足が原因となります。ですから、矯正歯科治療を任せる歯科医師は、原則として技術、知識、経験が豊富であることが何よりも重要となります。


もし矯正治療後に「後戻り」したら?

矯正治療後の後戻りは、誰にでも起こり得ます。何もせず放置すると、数年間の努力と高額な治療費が無駄になってしまうため、適切に対処する必要があります。

◎後戻りの程度によっては「再治療」が必要

後戻りが軽度であれば、保定をしっかり継続することで元の状態へと戻せます。そうしたリカバリーも歯科医師の技術や経験が問われるので、実績の浅い医院は避けるのが望ましいです。後戻りの程度が大きい場合は、再治療が必要になることもあります。矯正装置を使ってもう一度、歯を動かし直します。せっかく治した歯列なのに、また動的治療からやり直すのは大変ではありますが、理想的な歯並びを手に入れるためにも、最後まで頑張っていきましょう。

◎再治療の費用や治療期間について

矯正後の後戻りで再治療が必要となった場合は、当然ですが費用が余分にかかります。治療期間も当初の予定よりも延長することは間違いありません。それがどのくらいなのか気になりますよね。

・費用や期間はケースバイケース

矯正の後戻りで再治療を行う場合の費用は、歯科医院によって大きく異なります。正規料金が丸々かかるところもあれば、半額程度で済むところもあります。再治療の期間も後戻りの程度によって差が見られます。3~6ヵ月程度で終わることもありますし、1年前後かかることもあります。後戻りしてから時間が経過するほど、再治療の期間も長くなるため、症状に気付いた時点ですぐに歯科を受診することが大切です。早期治療によって、費用も安く抑えられます。

四日市プルチーノ歯科・矯正歯科の「後戻り」への対応と治療について

三重県四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科でも、矯正後の後戻りの再治療に対応しております。

◎当院で治療終了後、5年以内は「調整料」のみで対応

当院での矯正歯科治療を終えてから5年以内であれば、「調整料」のみで対応させていただきます。調整料とは、毎回の通院で発生する料金で、これは通常の矯正期間中と変わりません。再治療の費用として別途、料金が発生することはありませんのでご安心ください。

◎当院で治療後、5年が過ぎての再治療は「新規料金の半額」

党員での矯正歯科治療を終えてから5年以上、経過している場合は、再治療の費用として「新規料金の半額」で対応させていただきます。5年以上経過すると後戻りの程度も大きくなり、場合によっては一から治療し直さなければならなくなることもあるため、十分にご注意ください。ただ、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科であれば、後戻りの再治療の費用として、新規料金の全額をいただくようなことはありません。

まとめ

今回は、矯正歯科治療後の後戻りの原因と対処法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。矯正後の後戻りの主な原因は、不適切な保定処置となっているため、リテーナーの装着は歯科医師の指示通りに行うようにしましょう。歯科医師の経験が浅い場合も矯正後の後戻りがよく見られます。これは四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科のような歯並びの治療の専門家を見つけることで、そのリスクを軽減できます。ですから、矯正後の後戻りを予防したいという方は、是非とも当院までご相談ください。


鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

医院へのアクセス・診療時間については各医院のHPをご覧ください。

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