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マウスピース矯正で使うオルソパルスの仕組みやメリット・デメリットを四日市の歯科が解説

23.09.19

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明な樹脂製のマウスピースを使うことで、歯並びがきれいになる治療法です。歯列矯正を快適に行えるため、従来法のワイヤー矯正ではなく、マウスピースを選択する人が増えてきました。そんなマウスピース矯正では、「オルソパルス」という装置を使用することがあります。

まだ広く普及していない装置なので、どのような効果があるのかよくわからないという方が多いことでしょう。今回はそんなマウスピース矯正で活用することがあるオルソパルスの効果や仕組み、メリット・デメリットなどを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説します。

【1】 オルソパルスとは?

まずはオルソパルスの概要からです。そもそもオルソパルスとは何なのかというところからご説明します。

(1) オルソパルスとはなに?

オルソパルスは、マウスピース矯正を始めとした歯並びの治療効果を“加速”させるために用いる装置です。光加速治療という別称からもわかるように、光を使って歯の移動を加速させます。そう聞くと安全性に不安を感じるかもしれませんが、「医療用機器」として日本でも広く使用されているものなので、その点はご安心ください。オルソパルスを使ったからといって、歯や歯茎、顎の骨などに深刻な健康被害が生じることはまずありません。そもそも痛みや不快感を生じることもないため、そうした不安はすぐに払拭されることでしょう。

(2) オルソパルスの効果は?

オルソパルスで歯の移動を加速させると、治療期間の短縮へとつながります。オルソパルスによる効果は個人差が大きく、一概に語るのは難しいのですが、一般的にはかなり早く歯が移動します。例えば、マウスピース矯正のインビザラインでは、マウスピース(アライナー)を7~14日に1回くらいの頻度で交換しますよね。そこでオルソパルスで使うと、3~4日程度でマウスピースを交換できるようになります。どれくらいの日数が短縮されるかは、患者さんのお口の状態や体質などによって変わるため、実際の効果はオルソパルスを使用してみなければわかりません。

(3) オルソパルスはどんな仕組み?

オルソパルスは、マウスピースのような形をした装置です。インビザラインのアライナーを装着した状態で使うのがポイントで、装置から照射される近赤外線の光が歯周組織の細胞内のミトコンドリアに作用して、代謝を活性化させます。この光はそもそも損傷した細胞の治癒を促進したり、痛みを緩和したりする作用が期待できるもので、折れた骨の再形成を促す治療法としても広く活用されています。使用時間は1日たったの10分。使用方法も至ってシンプルであることから、面倒に感じることもないでしょう。ちなみに、オルソパルス単独で使用しても、歯並びを治す効果は得られません。あくまでマウスピース型矯正装置やマルチブラケット装置を装着した状態でなければ、使用しても意味がないのです。

【2】 オルソパルスはどんな人におすすめ?

オルソパルスは、マウスピース矯正のインビザラインを受けている人すべてが使用しなければならないわけではありません。矯正の効果を高めるためのオプションであることから、不要と感じたら購入する必要もありません。次に挙げるような人には、オルソパルスがおすすめといえます。

(1) 矯正治療に伴う痛みや不快感を軽減したい

歯列矯正は顎の骨にしっかりと埋まっている歯を人為的に動かす治療なので、少なからず痛みや不快感を伴います。それは快適に歯並びを治せるマウスピース矯正も例外ではありません。インビザラインなら痛みをかなり抑えられますが、それでも敏感な人は気になってしまうかもしれませんね。そんなケースではオルソパルスの使用が推奨されます。近赤外線光の作用で、矯正治療に伴う痛みや不快感を軽くすることができます。

(2) 矯正の治療期間を短くしたい

数年に及ぶ矯正治療は、辛いと感じることもたくさんあります。それを安全な形で短縮できるのであれば、迷わずその方法を選択するという方がほとんどかと思います。上でも述べたように、オルソパルスは健康被害が生じるような装置ではありませんので、使用によるリスクやトラブルを心配する必要はありません。矯正の治療期間をできるだけ短くしたいという人は、迷わず使用して良いと言えます。とくにマウスピース矯正のインビザラインでは、マウスピースの交換頻度が高くなるため、オルソパルスによる効果を実感しやすいでしょう。

【3】オルソパルスのメリット・デメリット

加速矯正治療に使用するオルソパルスには、次に挙げるようなメリットとデメリットがあります。

(1) メリット

◎骨の薄い前歯の矯正の安全性が向上する

私たちの骨は、部位によって厚みが大きく変わります。奥歯の周囲は見た目通りしっかりしていますが、前歯の周囲は比較的薄くなっています。矯正力が強すぎたり、不適切な方向に歯を移動させたりすると、深刻なトラブルを招きかねません。そうしたリスクをオルソパルス自体が回避させてくれるわけではありませんが、薄い骨の代謝を上げることで、歯が動かしやすくなり、矯正力のコントロールも向上します。その結果、安全性も高まるのです。

◎矯正期間を短縮できる

オルソパルスの最大のメリットは、やはり「治療期間の短縮」です。矯正を受けている人、あるいは受けたことがある人なら誰しも「1日でも早く終わらせたい」と感じる日があるでしょう。そんな切実な願いをかなえてくれるのがオルソパルスなのです。マウスピース矯正(インビザライン)の極端な例では、治療期間が半減することもあるくらいなので、矯正を早く終わらせたい人は検討してみて良いでしょう。

(2) デメリット

◎毎日使わないと効果が得られない

当然ですがオルソパルスは毎日使用しなければ適切な効果が得られません。使用する前の準備としては6時間の充電があり、上下でそれぞれ5分、合計10分の照射を毎日行う必要があります。この作業をルーティーン化できない人には、あまり推奨できません。

◎端末価格分 費用がかかる

オルソパルスは歯列矯正のオプションなので、治療の総額費用には含まれていません。端末価格分として別途、費用がかかる点にご注意ください。

【4】オルソパルスの費用

オルソパルスの費用は、歯科医院によって異なります。一般的には150,000円前後で提供されています。やや高いと感じるかもしれませんが、用途が絞られた医療用器具はどうしても価格が高くなってしまうものなのです。

◎当院における提供費用

当院でもオルソパルスを150,000円(税抜)で提供しておりますので、関心のある方はお気軽にご相談ください。

【5】プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介

このように、オルソパルスは近赤外線光によって歯茎や顎の骨の細胞を活性化し、矯正に伴う痛みや不快感を軽減する効果が見込める装置です。治療期間を大幅に短縮できることもあるため、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科でもたくさんの患者さんが利用されています。

当院のインビザライン矯正では、高精度歯型3Dスキャン 「iTero element 5D (アイテロ エレメント 5D)」の導入によって、従来の不快な歯型取りも不要となっているため、より快適に、より早いマウスピース矯正を希望される方にはうってつけの歯医者さんといえます。

先進の医療機器や医療技術を駆使したマウスピース矯正(インビザライン)を受けたいという方は、ぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご連絡ください。まずはていねいにカウンセリングいたします。ちなみに当院は、インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定を受けている、インビザライン矯正のプロフェッショナルです。難しい症例にも対応できますので、他院でマウスピース矯正は難しいと診断された方も、当院までご相談ください。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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