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多く削らないで虫歯が治療できる?四日市の歯医者が解説

23.01.27

カテゴリ:一般歯科

虫歯を治すためには、原則として歯を削らなければなりません。私たちの歯は一度、削ってしまうと元には戻らないことから、できるだけ削らない虫歯治療が求められます。今回はそんな多く削らないで虫歯が治療できる方法について、四日市の歯医者であるプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しくご紹介します。

1,削らない虫歯治療とは

近年の歯科治療は、できるだけ削らない「MI(ミニマルインターベンション)治療」が主流となってきています。そうした削る量を最小限に抑えた虫歯治療のメリットは、虫歯の処置方法の基本を知ることで理解しやすくなります。

 

虫歯の処置の方法

虫歯菌に感染した歯質は、自然に治癒することはありません。当然ですがブラッシングやクリーニングなどでも取り除くことはできず、ダイヤモンドの粉末がまぶされた専用のバーで削らなければならないのです。

この時、たくさんの歯質を削れば取り残しや再発のリスクも低くなりますが、歯の寿命も確実に短くなります。深い虫歯であれば、歯の神経を抜く処置や根管治療が必須となることでしょう。できるだけ削らないMI治療なら、本来、歯の神経を抜かなければならなかった症例でも、詰め物や被せ物を装着するだけで虫歯を完治させることも可能となります。

 

多くを削らずに虫歯を治療する方法

できるだけ削らない虫歯治療を実現する上で最も重要なのは、細菌に侵された歯質と健康な歯質との境目を見極めることです。従来の虫歯治療では、そうした境目を見極めることは始めから諦め、歯科医師の経験や勘に頼りながら歯を削ってきました。その結果、診断力や技術が磨かれれば、多くを削らずに虫歯を治療できるようになる場合もありますが、マイクロスコープを活用することで、より精密な虫歯治療が可能となります。つまり、できるだけ削らない虫歯治療を実現するためには、歯科医師の高度な技術と知識、マイクロスコープが必須となるのです。

2,マイクロスコープを用いた精密治療

ここからは、できるだけ削らない精密治療を実現するためのマイクロスコープについて解説します。

 

マイクロスコープとは

マイクロスコープとは、歯科治療用に改良された顕微鏡です。おそらく皆さんもテレビのニュースやドラマで、大きな顕微鏡をのぞきながら手術をしている場面を見たことがあるかと思いますが、あれとほぼ同じものが歯科にあります。マイクロスコープを通すことで、治療中の視野が肉眼の10~40倍程度まで拡大されることから、処置の精度も自ずと向上します。

 

マイクロスコープを用いた根管治療

マイクロスコープによる効果が最大限発揮されるのは「根管治療」です。歯の神経まで侵された虫歯に適応される治療で、歯科の中で最も繊細な処置が求められると言っても過言ではありません。なぜなら、根管は髪の毛ほどの細さしかないだけでなく、複雑に入り組んでいたり、過剰な圧力が加わると穴があいたりするからです。マイクロスコープを用いない、保険の根管治療の成功率が50%未満と言われているのはそのためです。

 

◎マイクロスコープで何が変わる?

・術野を光で照らすことができる

根管治療でマイクロスコープを用いると、術野がまず明るくなります。本来は真っ暗な根管に対して、盲目的な処置を加えることになるのですが、マイクロスコープの光が根管内へと照射されることで、奥の方まで視認できるようになります。これだけも根管治療の精度は大きく向上します。

・拡大視野で根管内をていねいに清掃できる

マイクロスコープで視野を肉眼の20倍程度まで拡大すると、本来見えないものが見えるようになります。その結果、リーマーやファイルといった器具による切削・拡大処置もていねいに行えます。根管に穴をあけてしまう「パーフォレーション(穿孔)」というトラブルも回避しやすくなります。

 

◎根管治療で削りすぎるとどうなる?

根管治療も一般的な虫歯治療と同じで、感染した歯質を完全に取り除かなければなりません。根管の場合はドリルを使う機会は少なく、ほとんどの処置を手で行うことになるのですが、削りすぎてしまうケースもよくあります。それは人の手で行うことなので仕方がないのですが、削りすぎて根管の壁が薄くなるほど、歯根が脆くなります。その結果、歯根が破折しやすくなるというデメリットが生じます。ケースによっては、根管そのものを破壊しかねないことから、十分な注意が必要といえます。


3,プルチーノ歯科のマイクロスコープ治療の特徴

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、できるだけ削らない虫歯治療を実現するために、以下のような取り組みを行っております。

 

全てのチェアユニットにマイクロスコープを完備

現状、四日市市内の歯科医院でもマイクロスコープを導入している歯科医院は一部に限られます。マイクロスコープ自体とても高価な装置であるだけでなく、それを使いこなせるだけの知識や経験が必須となるため、安易に導入することができないのです。その点、マイクロスコープの操作に習熟した歯科医師が在籍している当院であれば、この装置の機能を最大限まで引き出せます。

しかも、プルチーノ歯科・矯正歯科ではすべてのチェアユニットにマイクロスコープを完備していることから、いつでも速やかに拡大視野による精密な虫歯治療を実施できます。これほど設備が充実している歯科医院は、四日市でもかなり珍しいといえます。

 

歯科医師のみならず、歯科衛生士も常に拡大視野で診療

当院で、マイクロスコープによる拡大視野での処置が行えるのは、歯科医師だけではなりません。歯科医師のアシスタントである歯科衛生士も日頃から拡大視野による処置を行っており、マイクロスコープを使いこなすことができます。もちろん、歯科衛生士が行える処置の範囲というのは一部に限定されますが、それでも拡大視野で行うことで診療の精度が大きく向上することに変わりはありません。患者様にとって理想に近い診療形態を目指しています。

 

マイクロスコープを用いた画像でのご説明の実施

マイクロスコープによって得られるメリットは、歯科医師や歯科衛生士の診療の精度が向上するだけではありません。例えば、治療の内容や経過を患者さまにご説明する際には、マイクロスコープ越しに撮影した画像を使用することができます。当然ですがマイクロスコープ越しに撮影された画像も10~40倍程度まで拡大されており、その日の治療で何をされたのか、また前回の治療からどのような経過をたどっているのかなどを視覚的確認できます。

これは従来の虫歯治療や根管治療では不可能だったため、治療後にどんな状態になっているのか不安に感じていた方も多いことでしょう。ライトを照射した状態で画像を撮影できるマイクロスコープなら、治療後の説明も明瞭となり、次回どのような処置を受けることになるのかもイメージしやすくなりますよ。

4,まとめ

今回は、できるだけ削らないで虫歯を治療できる方法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。エナメル質や象牙質は再生されることのない組織なので、できるだけ削らずに治した方が良いといえます。当院のように、確かに技術と知識を持った歯科医師がマイクロスコープを使って治療をすることで、歯を削る量は最小限に抑えられます。そんな精密な虫歯治療・根管治療を四日市で受けたい方は、ぜひ当院までご連絡ください。

院長・医師・スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。大型駐車場もありお車でお越しの方にもアクセスが良くご利用いただきやすいかと思います。予防歯科や小児歯科・小児矯正、ホワイトニングなど皆様の様々なご相談に対応しております。是非ご予約いただきお気軽に御来院ください。



鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

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