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ガミースマイルの原因や症状、治療方法を四日市の矯正歯科が解説

24.03.13

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

口元は、顔の印象を大きく左右する部分なので、いろいろな悩みを抱えている方が多いです。その中でも「ガミースマイル」に関しては、特徴的な見た目となることから、何とかして治療で改善したい、歯茎が目立つというコンプレックスから解消されたい、といった主訴で歯科医院への受診を検討されている方も多いことでしょう。今回はそんなガミースマイルの原因や症状、治療方法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。

1. ガミースマイルとは

ガム(gum)とは、歯茎を意味する言葉で、笑った時に歯茎が目立つ症状をガミースマイル(gummy smile)といいます。ガミースマイルは、いわゆるすきっ歯や乱ぐい歯とは異なり、必ずしも歯並びに異常があるわけではありません。ですから、歯並びはとてもきれいであるにも関わらず、ガミースマイルの症状が出ているケースも珍しくはないのです。

◎ガミースマイルのデメリット

ガミースマイルを放置するデメリットとしては、次のような点が挙げられます。

デメリット1:口元のコンプレックスになる

ガミースマイルの症状は、人によって受け止め方が異なりますが、多くのケースでは口元のコンプレックスになります。歯茎が目立つことが気になって、人前で自然に笑えなくなったというケースも少なくありません。その結果、性格が消極的となり、いろいろなことにチャレンジする機会も逃してしまいます。

デメリット2:口の中が乾きやすい

笑った時に歯茎が大きく露出するということは、口内が乾燥しやすいことを意味します。口内乾燥は唾液による自浄作用、殺菌作用、歯の再石灰化作用などが減少することから、虫歯・歯周病のリスクが上がるとともに、口臭も出やすくなることでしょう。

2.ガミースマイルの原因

ガミースマイルの原因は、ケースによって異なります。一般的には、以下に挙げる4つの原因が考えられます。

① 歯が小さい(短い)/歯茎の面積が大きい

上の前歯のサイズが小さい、あるいは垂直的に短い場合は、歯茎が相対的に目立つことからガミースマイルとなります。前歯が標準的なサイズでも、歯茎の面積が大きい・広い場合もガミースマイルになることがあります。

② 前歯の位置が低い/前歯が前方に倒れ込んでいる

前歯のサイズや歯茎の面積が標準的でも、前歯の位置が低かったり、前方に倒れ込んでいたりする場合も歯茎が目立ちます。こうしたケースのガミースマイルは、歯並びの乱れを細かく整える歯列矯正で改善しやすいといえます。

③ 上唇の筋肉が強すぎる

前歯のサイズや歯茎の面積、歯並びが正常であっても、上唇の筋肉が強すぎる場合はガミースマイルになることがあります。それは上唇が過剰に持ち上げられて、歯茎が露出しやすくなるからです。

④ 上顎が大きい/前に出ている

上述した3点に問題がなかったとしても、骨格的な異常がある場合はガミースマイルになることもあります。具体的には、上顎骨が大きいか、前に出ている場合です。そうしたケースでは、通常の歯列矯正に加えて、外科矯正も併用しなければならないことも多いです。

3.過蓋咬合(かがいこうごう)と併発しているケース

過蓋咬合とは、上顎の歯列が下顎の歯列を覆い隠すような形で噛み合っている状態です。「噛み合わせが深い」と表現した方がわかりやすいかもしれませんね。過蓋咬合では、噛んだ時に上顎の歯だけ見えるのに加え、ガミースマイルの症状が現れる場合もあります。さらには、顎関節に大きな負担がかかりやすいことから、顎関節症を発症するリスクが高い点にも注意が必要といえます。

4.ガミースマイルの治療方法

ガミースマイルは、次のような方法で治療することができます。それぞれの原因によって適した方法が変わってくるため、ガミースマイルの診療実績が豊富なドクターに治療を任せることが大切といえます。

① 歯列矯正(歯並びに問題があるタイプ)

歯並びの乱れが原因でガミースマイルになっている場合は、歯列矯正で歯茎が目立つ症状を改善できます。

・インビザラインによる「前歯の圧下」と「奥歯の後方移動」

前歯の生え方の異常でガミースマイルの症状が現れているケースには、マウスピース型矯正「インビザライン」による治療がおすすめです。インビザラインは、前歯を圧下させたり、奥歯を後方移動させたりする動きが得意な矯正法なので、ガミースマイルの原因も効率良く取り除けます。とくに奥歯を後ろに下げて、前に出ている前歯を正常な位置に移動させる処置は、インビザラインの得意分野のひとつといえます。

・ワイヤー矯正と併用することで幅広い症例に対応できる

中等度から重度の歯並びの異常が認められるガミースマイルでは、インビザライン単独ではなく、ワイヤー矯正を併用することで治療しやすくなります。歯を三次元的に大きく動かす処置はワイヤー矯正で行い、後半の細かい歯並びの調整にインビザラインを使うことで、患者さんの心身にかかる負担も最小限に抑えられることでしょう。ちなみに、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、そうしたインビザラインとワイヤー矯正のコンビネーション治療にも対応しておりますので、関心のある方はお気軽にご相談ください。

・歯科用アンカースクリューを使うことも

歯科用アンカースクリューとは、チタン製の小さなネジを顎の骨に埋め込んで固定源とする方法です。一般的には「インプラント矯正」と呼ばれることがありますが、失った歯を歯根から回復させる「デンタルインプラント」とはまったく異なる治療法ですので、その点は誤解のないようにお願いします。歯科用アンカースクリューを併用することで、強力な固定源が得られるため、症状の強いガミースマイルも治しやすくなります。“ネジを顎骨に埋める”といっても施術自体は数十秒で終わるくらい簡便なもので、過剰に心配する必要はありません。

② 外科治療

骨格的な異常に伴うガミースマイルでは、外科治療が必要となりやすいです。具体的には、歯茎の整形や骨形成術などを実施します。

・歯茎の整形

文字通り歯茎の形を整える手術です。口腔外科や形成外科などで実施します。

・骨形成術

骨の形を整える手術です。骨の切除や位置の調整などを行うため、比較的大掛かりな手術となります。極めて重症度の高いガミースマイルの症例でも、骨形成術を行うことで大きな改善が見込めます。

③ ボトックス治療(唇の筋肉の問題)

上唇の筋肉が強すぎることでガミースマイルになっている場合は、ボトックス治療で症状の改善が見込めます。ボトックス治療とは、ボツリヌス菌が産生するボツリヌストキシンという毒素を身体に外のない形に調整して、患部に注射する方法です。ガミースマイルの場合は、上唇の筋肉に注射することで、その活動が抑えられます。

5.プルチーノ歯科では無料矯正相談実施中

今回は、笑った時に歯茎が目立つガミースマイルの原因や症状、治療法についてプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。ガミースマイルは一般的な歯列不正とは異なる面が多いため、患者さんもどうしたら良いのか迷ってしまうことでしょう。そんな時はぜひ当院までご相談ください。

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、これまでたくさんのガミースマイルの患者さんを歯列矯正で改善してきた経験があります。外科治療が必要な場合は、専門の医療機関とも連携して、しっかり治していきますので、まずは無料の矯正相談をご利用ください。ガミースマイルの基本事項から、具体的に歯列矯正でどのように治していくのかまで、一つひとつわかりやすくご説明します。ちなみに当院は、マウスピース矯正のインビザラインが得意な歯医者さんです。

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