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マウスピース矯正

mouthpiece correction

矯正歯科の治療にはどんなリスクがある?回避する方法は?

24.02.10

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

矯正歯科の治療は、一般歯科とは大きく異なります。さまざまな器具や装置を使って歯並びの問題を改善する方法なので、治療に伴うリスクや副作用にも違いが見られるのです。そうした矯正歯科治療に伴うリスクや副作用は、矯正器具の種類によっても変わってきます。今回はそんな矯正歯科治療にはどんなリスクや副作用を伴うのかについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説をします。

1. 矯正治療とは

はじめに、矯正歯科治療の基本から学んでいきましょう。矯正歯科で行う治療の概要や種類を知ることで、それに伴うリスクや副作用も理解しやすくなります。

① どんな治療?

矯正歯科の治療は、歯並びや噛み合わせの問題を改善するために行います。例えば、出っ歯や受け口、乱ぐい歯といった悪い歯並びは、放置していても自然に治ることはありません。前方に出ている前歯を指で押しても引っ込むことはないのです。そこで必要となるのが専用の器具を使った矯正歯科治療です。歯が正常な位置に移動するような力を加えて歯並びの問題を解決する治療で、矯正歯科でなければ受けることはできません。

② 矯正歯科治療の種類

大人が受ける矯正歯科の治療は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2つに大きく分けることができます。

・ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、金属製のワイヤーとブラケットを使った治療法です。1本1本の歯に四角いブラケットを接着して、歯列全体にU字型をしたワイヤーを通します。歯はそのU字型に合わせて移動するため、最終的な理想的な歯列弓を描くことができるのです。歴史が古く、世界でも標準的な治療法となっているのがワイヤー矯正です。

・マウスピース矯正

マウスピース矯正は、比較的新しい治療法です。透明なマウスピースを上下の歯列に装着して歯を動かします。少しずつ形が異なるマウスピースを順番通りに交換していくことで歯が動いていきます。最終的にはワイヤー矯正と同じように、理想的な歯列弓を描くことができます。

2. 治療器具の特徴

ワイヤー矯正とマウスピース矯正で使用する治療器具には、それぞれ以下のような特徴があります。これは矯正歯科の治療に伴うリスク・副作用とも関連が深い部分なので、しっかりと理解しましょう。

① ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正では、デコボコとしたマルチブラケット装置と金属製のワイヤーが歯列の表側に設置されるため、ひと目見て矯正中であることがわかります。一つひとつのブラケットには結紮線(けっさつせん)という細い針金が巻かれたり、歯の移動に伴ってワイヤーの後方部分が飛び出したりすることもあるのが特徴です。当然ですが、固定式のワイヤー矯正の器具は食事と歯磨きの時に取り外すことはできません。

② マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正では、透明な樹脂製のマウスピースを使います。厚みは0.5mm程度しかなく、装着時の違和感はマルチブラケット装置とは比べ物にならないほど小さいです。マウスピースは歯列全体を覆う形となるため、周囲の粘膜に刺激を与えることはまずありません。着脱式の装置であることから、食事や歯磨きは普段通りに行えます。

3. 治療時のリスクや副作用は?

ここからはいよいよ矯正歯科の治療に伴うリスクや副作用についての説明です。

① 治療中の見た目

歯科矯正の治療は、歯並びをきれいにするために行うものですが、治療中は見た目が悪くなるというリスクを伴います。とくにそれはデコボコの器具を使うワイヤー矯正で顕著に見られる傾向です。薄くて透明なマウスピースを使う矯正法であれば、治療中に見た目が悪くなるリスクを最小限に抑えられます。

② 口内炎

ワイヤー矯正には、口内炎のリスクがつきものです。上でも述べた結紮線や飛び出たワイヤーが口腔粘膜を刺激して、口内炎を生じさせます。こうしたリスクは、歯並びがきれいに整っていくと減少していくことでしょう。マウスピース矯正にはそうした突起や鋭利な部分が皆無に等しいため、口内炎に悩まされることもほとんどありません。

③ 歯の痛みや発音のしづらさ

矯正歯科治療には、必ず歯の痛みを伴います。それは矯正が顎の骨にしっかりと埋まっている歯を人為的に動かす治療だからです。とりわけ強い力で歯を大きく動かすワイヤー矯正は、歯の痛みが生じるリスクも高いといえるでしょう。マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも弱い力で歯を動かすことから、痛みが生じるリスクも比較的低くなっています。発音のしづらさも装置の形態上、ワイヤー矯正の方が強く感じやすいです。

④ 虫歯や歯周病

矯正歯科の器具を装着していると、歯磨きがしにくくなります。磨き残しが多くなれば、歯垢・歯石が堆積して細菌も繁殖することでしょう。その結果、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。ちなみに、歯磨きの際に矯正歯科の器具を取り外すことができるマウスピース矯正では、このリスクが比較的低くなっているといえます。

⑤ アレルギー症状

ワイヤー矯正のように金属製の器具を使う治療法では、金属アレルギーのリスクを伴います。金属製の材料を一切使用しないマウスピース矯正なら、アレルギー症状に悩まされるリスクはほとんどないでしょう。

⑥ 顎関節症

歯科矯正の治療中は、噛み合わせが不安定となる時期もあります。その間は顎の関節に過剰な負担がかかることから、顎関節症を発症するリスクを伴うのです。

⑦ 治療終了後の後戻り

矯正歯科の治療後には、後戻りのリスクを伴います。この点に関しては、ワイヤー矯正とマウスピース矯正に違いは見られません。いずれの方法であっても、保定処置を怠れば歯の後戻りが生じます。

4. 治療方法に悩んだら

このように、矯正歯科の治療には実に多くのリスクを伴うことになります。その中には副作用と表現しても良いような症状も含まれるため、不安に感じている方もいらっしゃることでしょう。そうした矯正歯科の治療に伴うリスクは、治療方法によっても大きく変わりますので、慎重に検討することが大切です。そんな矯正歯科の治療方法にお悩みであれば、まずはきちんと検査できる専門の歯科医院に相談することをおすすめします。

5. プルチーノ歯科・矯正歯科の紹介

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、歯並び・噛み合わせの治療に力を入れている歯医者さんです。とくにマウスピース矯正「インビザライン」の実績が豊富にあり、「ダイヤモンド・プロバイダー」の認定を受けていることから、さまざまな症例に対応することが可能となっています。矯正歯科の治療に伴うリスクや副作用を最小限に抑えたいという方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。プルチーノ歯科なら口腔内3Dスキャナーを使った快適な歯型取りを受けることができます。もちろん、ワイヤー矯正にも対応しておりますので、患者さんそれぞれに最善といえる方法を提案させていただくことが可能です。

6.まとめ

今回は、矯正歯科治療に伴うリスク・副作用について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。矯正歯科治療には、見た目が一時的に悪くなる、口内炎ができる、歯が痛い、しゃべりにくい、虫歯や歯周病になりやすい、アレルギー症状が出る、顎関節症になる、後戻りが生じる、といったリスクを伴いますが、マウスピース矯正であれば、その多くを回避できることでしょう。もちろん、マウスピース矯正であっても必ずいくつかのリスクを伴いますので、その点は誤解のないよう注意してください。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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