開咬（オープンバイト）とは、奥歯が噛み合っていても前歯が閉じずにすき間があいたままの歯並びのことを指します。自然に口を閉じていても前歯にすき間があることで、見た目だけでなく発音や食事にも支障をきたすことがあります。

「前歯で噛めない」「舌が出やすい」といったお悩みは、矯正歯科での専門性の高い治療によって改善できる可能性があります。この記事では、開咬の特徴や原因、治療法、そして矯正歯科でのカウンセリングのポイントまで詳しくご紹介します。

開咬は矯正歯科で治療が可能です

「私の歯並びも治せるのかな？」「前歯のすき間がずっと気になっているけど、どうすればいいのか分からない」——そのようなお悩みをお持ちの方にお伝えしたいのは、開咬は矯正歯科で治療が可能であるということです。症状の程度や原因により治療法はさまざまですが、多くの場合で改善が期待できます。

当院では、初診カウンセリングにて精密な検査と丁寧なご説明を行い、患者さまにとって最適な治療法を一緒に考えていきます。治療に不安を感じている方も、まずはお気軽にご相談いただくことから始めてみてください。

開咬とはどんな状態？

開咬（オープンバイト）とは、上下の前歯が噛み合わない状態を指します。見た目にすき間ができることから、審美的な問題として捉えられることが多いですが、実際には発音障害や咀嚼機能の低下、口呼吸による健康への影響など、多くの機能的問題を伴うケースがあります。

このような状態を放置してしまうと、発音がしにくくなる、前歯で噛めないなど、日常生活にも大きな支障が出てくる可能性があります。

これらの特徴は、本人にとって大きなストレスとなり得る要素です。ご自身やお子さまにこのような症状がある場合、早めに矯正歯科で相談することをおすすめします。

前歯で物を噛み切る動作は、食事を楽しむために欠かせない機能です。前歯の開きが大きいと、硬い食べ物が噛めないだけでなく、無意識に舌を前に押し出すような習癖が生じ、状態を悪化させることがあります。また、口が閉じにくくなることで口呼吸の習慣が身につき、乾燥や歯周病のリスクも高まります。見た目だけでなく、健康や生活の質にも影響する症状であることを理解しておきましょう。

開咬の原因とは？

開咬の原因は一つではなく、複数の要因が関係していると考えられています。矯正歯科では、カウンセリングや診断の段階で、原因をしっかりと見極めることが大切です。

開咬の原因は、生活習慣や成長過程の癖、骨格のバランスなど多岐にわたります。たとえば、小さなころの指しゃぶりや、飲み込み時の舌の動きなどは、意識しづらいまま歯列に影響を与えてしまうことがあります。また、骨格の成長に関わる問題は、見た目には分かりにくいため、正確な診断を受けることがとても重要です。原因によって治療方法が異なるため、当院では初診時にCTやiTeroを使った精密な診断を行い、根本的な改善を目指します。

開咬の症例とリスク

開咬は、年齢や骨格、癖の種類によって症状の現れ方が異なります。大人になってからの開咬治療では、外科矯正が必要になることもありますが、多くのケースではマウスピース型矯正装置などで対応可能です。

開咬は見た目の問題にとどまらず、機能的なリスクも含まれます。放置してしまうことで、食べ物が噛みにくくなったり、歯周病や顎関節症のリスクが高まることが知られています。

これらのような症例に共通するのは、「もっと早く治療を始めていればよかった」と感じる方が多いという点です。症例ごとに原因や治療の難易度は異なりますが、早期に診療を受けることで、よりスムーズな治療計画が立てられる可能性があります。症状が軽いうちに診療を受けることが、改善への第一歩です。

開咬の治療法とは？

矯正歯科での開咬治療は、原因と状態に応じてさまざまな方法があります。当院では患者さまお一人おひとりに適した治療法をご提案しています。

治療方法の選択は、開咬の程度や原因、骨格の状態などによって異なります。歯の状態によっては抜歯が必要となるケースもあり、診断や相談を通じてしっかりとご説明いたします。患者さまのライフスタイルやご希望に応じた治療計画を立てることが可能です。

インビザラインによる開咬治療の特徴

インビザラインは、透明なマウスピース型矯正装置で、目立ちにくく取り外しも可能なため、日常生活の負担が少ないのが大きな特徴です。特に、前歯の位置調整に優れており、軽度から中等度の開咬には非常に適しています。

当院ではインビザライン矯正認定医が在籍しており、ブラックダイヤモンドプロバイダーとして多数の症例に対応してきました。そのため、より安心して治療を受けていただけます。

開咬治療に適した矯正歯科の選び方

開咬の治療は、歯並びだけでなく咬合（かみ合わせ）や顎の状態、舌の位置など総合的な診断とアプローチが求められます。そのため、設備や治療実績が充実している矯正歯科を選ぶことが大切です。

また、分割払い（デンタルローン）にも対応しており、毎月の負担が軽減できるお支払いプランをご案内しています。分割24回までは金利・手数料がかからず、インプラント治療やセラミック治療を含めて最大120回までのプランもご用意しています。

プルチーノ歯科・矯正歯科 理事長であるドクター鶴田翔平が2025年のインビザラインブラックダイヤモンド・プロバイダーに認定されました。 >

開咬治療の流れと期間の目安

治療の流れは医院によって異なりますが、当院ではご相談から治療開始まで丁寧にサポートしております。

◾一般的な流れ

治療期間は症状によって異なりますが、およそ1年半〜3年が目安です。治療の終了後も後戻りを防ぐ保定装置の装着が必要となります。矯正期間中は、定期的な来院による調整や状態の確認も大切です。

まずは無料相談へお越しください

「開咬が気になるけれど、どこで相談すればいいかわからない」「子供の癖が影響していないか不安」と感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。
インビザライン矯正認定医が在籍する「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院」では、無料カウンセリングを実施しております。アクセスも良好で、イオンタウン四日市泊内のclinicです。
お電話またはwebから予約が可能です。患者さまの症状や希望に合わせた治療法をご提案いたします。

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。