矯正治療を考えるとき、もっとも気になるのが「結局いくらかかるのか？」という点ではないでしょうか。
当院では、患者さまに安心して治療を始めていただけるように、かかる費用のすべてを明確にご説明しています。

 

ここでは、矯正歯科における費用の相場とその内訳、支払い方法の種類について、三重県四日市市のイオンタウン四日市泊にある歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科　四日市院」が、矯正歯科を専門とする総合歯科クリニックの立場から丁寧に解説します。

 

 

矯正治療の費用相場｜全体矯正・子供の矯正・部分矯正ごとに紹介

矯正歯科の費用は、治療の内容や装置の種類、年齢などによって異なります。
以下は、一般的な治療ごとの費用の相場です。

▪全体矯正（上下の歯列）：約60〜150万円
マウスピース矯正、ワイヤー矯正、裏側矯正（舌側矯正）など、装置の種類によっても金額は変わります。
▪子供の矯正（I期治療）：約30〜100万円
子どもの顎の成長を利用して、将来的な歯列矯正をスムーズにする目的で行われます。
▪部分矯正（前歯など一部のみ）：約30〜50万円
見た目の改善を目的に、限られた部位に装置をつける比較的短期の治療です。

これらの費用がどのような内訳になっているのか、内容を事前に確認することが大切です。

 

 

初期にかかる費用｜初診料・検査料・診断料を相場と比較

以下の表は、他院でかかる一般的な初期費用と当院の違いをまとめたものです。

項目	一般的な費用相場	当院の場合
初診料	約5,000〜10,000円	0円
初回カウンセリング	約3,000〜5,000円	0円
歯並びシミュレーション	約5,000〜10,000円以上	0円（3D対応）

当院では、初診からカウンセリング、歯並びシミュレーションまですべて無料でご提供しています。
中でも、iTeroを使用した3D歯並びシミュレーションは「自分の歯並びがどのように変化するか」を事前に可視化できるため、多くの方にご好評いただいています。

一般的に矯正治療を検討する際、カウンセリングに5,000円〜10,000円前後、シミュレーションには別途料金がかかるケースもありますので確認しましょう。

 

◾精密検査・診断料

この検査料は、装置の選定や期間の見積もりを正確に行うための非常に大切なステップです。
インビザライン矯正認定医が在籍する矯正治療を専門とする総合歯科クリニックである当院の場合、
▪iTero element 5Dによる非接触3Dスキャン（歯型の高精度記録）
▪歯科用CTによる顎や歯根の状態確認
▪マイクロスコープを用いた虫歯や隣接面の確認
▪顔貌・口腔内写真の撮影
▪診断結果のご説明と治療計画書の作成
といった検査を標準装備で実施しております。

▼一般的な精密検査料との比較表

項目	一般的な費用相場	当院の場合
精密検査・診断料	約30,000〜55,000円程度	66,000円（詳細診断付き）

事前の精密検査は、理想の歯並びをめざし、矯正治療を成功させるためにも重要なステップです。
一般的には検査の内容が限定的だったり、複数回の追加料金が発生したりするケースもありますが、当院では歯科用CT・マイクロスコープ・3Dスキャナーなどを活用したフルスペックの診査・診断を実施し、 治療方針を的確かつ明瞭にご説明しています。

 

治療中にかかる費用の内訳｜装置・調整・保定

矯正歯科では、治療中にも定期的な費用がかかります。当院では明確な料金説明を行い、必要に応じて柔軟に対応しています。

◾ハイブリッド矯正治療も可能｜マウスピースとワイヤーの併用

当院では、マウスピース矯正中にご希望の歯並びが得られない場合でも、追加費用なしでワイヤー矯正を併用したハイブリッド矯正治療をご提案できます。
「マウスピースで理想の歯並びにならなかったらどうしよう…」という不安を抱える方にも、安心して治療に臨んでいただける体制を整えています。

◾調整料・再診料

矯正歯科では、月1回程度の装置の調整や再診が必要であり、その際、1回あたり5,000〜8,000円の調整費が必要です。

当院では、調整料・観察料として1回5,500円（税込）という料金設定です。
また、アライナー（マウスピース）の追加作製が必要な場合は、1回9,900円（税込）の費用が必要です。
ただし、マウスピース矯正中にワイヤー矯正による修正が必要となった場合には、追加費用なしでワイヤー矯正による対応を行っています。
治療の進行に応じて必要な処置や費用が発生する場合でも、事前にしっかりとご説明し、ご納得いただいたうえで進めてまいります。費用に関する不安を抱えることなく、安心して治療に取り組んでいただけるよう努めています。

当院の「責任をもってあなたの歯並びを整えるマウスピース矯正」はこちら >

 

支払い方法と医療費控除の利用について

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を通じて所得税の一部が戻ってくる制度です。
矯正治療は自由診療に該当しますが、噛み合わせの改善や発音・咀嚼機能の向上など、機能面の治療であれば医療費控除の対象になります。
費用面に不安を感じる方にとって、この制度を活用することで経済的な負担を軽減できる可能性があるため、矯正治療を前向きに検討される方にはぜひ知っておいていただきたいポイントです。

◾医療費控除の対象になる場合

矯正歯科の治療は、自由診療であっても条件を満たせば医療費控除の対象となります。
たとえば、以下のような費用が該当します。

▪精密検査料
▪矯正装置費（例：インビザライン装置費用など）
▪調整料、保定装置費
▪通院時の交通費（公共交通機関の実費）

「見た目」だけでなく、「噛み合わせ」「発音」「咀嚼機能」などの改善を目的とした治療であれば、確定申告により所得税の還付を受けられる可能性があります。

※医療費控除を受けるには年間の医療費が一定額以上であること、領収書の保管、明細書の作成などが必要です。

当院のコラム「矯正歯科でも医療費控除は対象になる?気になる治療内容や3つの条件」はこちら >

 

◾分割払い（デンタルローン）

お支払い方法について柔軟に対応しています。
矯正治療にかかる費用を少しでもご負担なくご検討いただけるよう、多くの矯正歯科では柔軟な支払い制度が整っています。
当院でも、患者さまのライフスタイルやご事情に応じたお支払い方法をご提案しております。

▪分割払い・クレジットカード決済に対応

治療費を一括でご用意するのが難しいという方も少なくありません。そこでご利用いただけるのが、分割払いという選択肢です。
毎月の支払額を抑えることで、無理のないペースで治療に取り組んでいただけます。

当院では、患者さまにとって負担の少ない形で治療を継続していただけるよう、分割制度をご案内しております。

▼当院の分割制度のポイント

初期費用を一度に準備することが難しい方にもご利用いただける制度です。
将来のご自身の健康と歯並びのために、経済的な面でも無理のないスタートが切れる方法といえるでしょう。

▪医療費専用ローン（デンタルローン）を活用する方法

デンタルローンは、保険外診療を対象とした医療用のローン商品で、主に矯正やインプラントなど高額な歯科治療に対応しています。
まとまった費用を長期間にわたって計画的に返済できる点が特徴です。

▼デンタルローンを選ぶ際の主な特徴

住宅費や学費などとのバランスを考えながら矯正治療を進めたい方にも選ばれており、「始めたいけれど費用面が心配……」という場合にも、ひとつの有効な選択肢となります。

当院の「本日はデンタルローンのご紹介です」はこちら >

 

まとめ｜無料相談でどのようなことでもご質問ください

当院では、矯正歯科の費用や支払い方法について明確な説明と丁寧なご案内を徹底しています。
費用の不安がある方も、まずは無料相談をご利用いただき、納得のいく形で治療をスタートできるようにしています。

無料相談やカウンセリングの際には、「こんなこと聞いてもいいかな？」などとご遠慮なさらずに、矯正中の不安や費用のことなど、どのようなことでもご質問ください。

 

無料相談のご予約はこちらから
LINE診断も行っています

 

---

※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。