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歯列矯正の抜歯で後悔した4つのケースとは?抜歯or非抜歯の選び方と理由

25.06.19

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正医院からのお知らせ小児矯正成人矯正矯正歯科矯正治療

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

医院へのアクセス・診療時間については各医院のHPをご覧ください。

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矯正治療を始めるにあたって、多くの患者さまが悩まれるのが「抜歯が必要かどうか」です。
「歯を抜いてまで矯正する必要があるの?」「抜いたあと後悔しない?」と、不安に感じるのはごく自然なことです。
そこで今回の記事では、歯列矯正における抜歯・非抜歯の選択で後悔したケースをもとに、判断のポイントや治療の選び方について、矯正歯科を専門とする総合歯科クリニックの視点から丁寧に解説します。

 

 

後悔しないために必要なのは、適切な診断と治療計画

抜歯の判断は、単に歯の本数やスペースだけでなく、歯並び・あごのバランス・噛み合わせ・顔貌の変化などを総合的に診断したうえで決める必要があります。
矯正治療は一人ひとりの状態に応じて異なるため、治療開始前にしっかりと検査・シミュレーションを行い、患者さま自身も納得したうえで治療に進むことが大切です。

まずは、抜歯矯正で後悔する4つのケースを紹介します。

ケース1:抜歯後に「顔が変わった」と感じる

口元が引っ込みすぎて、思ったよりも印象が変わってしまったと感じるケースがあります。とくに口元の突出感(出っ歯など)を改善するために抜歯を選ぶことはありますが、「抜きすぎた」と後悔されるケースも。
このような変化は、専門的なシミュレーションや3D画像で事前に確認することが可能です。当院ではiTeroによる3Dシミュレーションで、治療後の見た目を事前にイメージできます

ケース2:スペースが空きすぎて隙間が閉じない

矯正終了後も歯と歯のあいだに隙間が残ってしまったということも起こり得ます。これは抜歯の選択と歯の移動量のバランスが不適切だったことが原因となる場合です。
「歯を抜いて並べる」だけではなく、顎の骨格や噛み合わせ、歯の大きさなど、多くの要素を正確に診断する必要があります。

ケース3:抜かなくても良い歯を抜いた気がする

「後で別の医院で相談したら、抜かなくても良かったのではと言われた…」というケースもあります。矯正歯科では歯科用CTやマイクロスコープを用いて、根の状態や歯周の健康状態までしっかり確認してから判断することが望ましいです。
症例に応じた柔軟な判断と、十分な情報提供が信頼につながります

ケース4:前歯の見た目は整ったが噛みにくくなった

歯並びが整っても、噛み合わせに違和感を覚えるという声も。これは奥歯の噛み合わせやあごの動きとのバランスが合っていなかったことによるものです。
見た目と機能は両立させるべきものであり、「歯科矯正=見た目の改善」だけではありません。日常の食事や発音にも関わるため、機能性を重視した治療設計が必要です。

 

抜歯・非抜歯の判断におけるメリットとデメリット

矯正治療で抜歯を行うかどうかは、さまざまなメリット・デメリットを比較して判断する必要があります。ここでは、それぞれの視点から整理してご紹介します。

抜歯のメリット

▪出っ歯やガタガタな歯並びを大きく改善できる
▪歯の移動スペースを確保でき、きれいなアーチを形成しやすい
顔のバランス改善が期待できる場合がある

矯正治療で抜歯を選ぶ最大のメリットは、「スペースの確保」による歯列全体の整えやすさです。
特に叢生(そうせい/歯が重なり合っている状態)や出っ歯の方では、非抜歯で並べようとすると歯が外に広がり、かえって口元の突出感が強まってしまうことがあります。
そのため、抜歯によって必要なスペースを作り、歯を自然な位置へと動かすことで、見た目だけでなく噛み合わせや機能面まで総合的に改善できる可能性があります。
また、口元のラインが整うことで、顔全体の印象がスッキリとした印象に変化することもあります。美しさと健康のバランスを重視する方には、抜歯をともなう矯正が適していることもあります。

抜歯のデメリット

▪健康な歯を抜くことへの心理的抵抗がある
▪隙間が閉じにくくなるリスクや痛みがある
▪顔貌変化などで違和感を感じることがある

一方で、抜歯には注意すべき点もあります。
まず、虫歯や歯周病などの問題がない健康な歯を抜く必要があるため、抵抗を感じる方は少なくありません。
さらに、抜歯後にできたスペースを閉じていくには、長期間にわたる歯の移動や調整が必要となり、痛みや違和感、疲労感を伴う場合があります。
また、スペースのコントロールがうまくいかなければ、歯間に隙間が残ったまま治療が終わってしまうケースも存在します。とくに骨格や筋肉のバランスが複雑な場合には、治療計画の正確性と高度な技術が求められるため、慎重な判断が必要です。

「抜いてしまったら元に戻せない」という事実を踏まえ、納得のいくまで治療方針について相談し、理解を深めてから治療に進むことが大切です。

 

非抜歯矯正を選ぶべきケースとは?判断のポイントと注意点

抜歯が避けられないケースがある一方で、非抜歯でも十分に整うケースも少なくありません。
非抜歯矯正では、患者さまの本来の歯を最大限に活かしながら整える方法であるため、負担や不安を軽減できるメリットがあります。

非抜歯矯正が可能な例とは?

▪骨格的にスペースの余裕がある
▪歯列のガタつきが比較的軽度
▪あごの成長や顎間バランスに問題がない

これらの条件が整っている場合、歯列の拡大や歯の移動によって自然なアーチをつくる非抜歯矯正が適用されることがあります。
特にマウスピース型矯正装置(インビザラインなど)を使った症例では、抜歯を回避できる範囲での調整が可能です。
当院でも、iTeroによる精密な診断とシミュレーションを通じて、抜歯の必要性や非抜歯で可能な治療計画を事前に確認できます。

 

矯正治療で「後悔しない」ために必要なポイント

治療中・治療後に「思っていたのと違った」と感じてしまうのは避けたいものです。ここでは、矯正治療で後悔しないために意識すべき大切なポイントをご紹介します。

後悔を避けるためのチェックポイント

▪治療前に十分なカウンセリングと検査を受ける
▪抜歯・非抜歯のメリット・デメリットを比較検討する
▪口元・噛み合わせ・健康面を総合的に診断する
▪信頼できる歯科医師と相談しながら進める

とくに重要なのは、「治療のゴールを自分自身が理解していること」です。見た目の改善にばかり目が行きがちですが、噛む・話す・呼吸するなどの機能面、歯周病や虫歯のリスク回避など、長期的に見たときの健康への影響まで視野に入れる必要があります。

 

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院のご紹介

当院は、矯正歯科を専門とする総合クリニックとして、多くの矯正症例に対応してきた経験と先進設備を活かした診療を行っております。

▪インビザライン・ブラックダイヤモンド・プロバイダー認定
▪オルソパルスによる加速矯正にも対応
▪ iTero element 5Dによる3Dシミュレーション診断
▪ 歯科用CT・マイクロスコープを用いた精密な検査と診断
▪ 最大二年以内の分割払いは金利ゼロなど柔軟な支払いプラン

また、虫歯の早期発見・予防や治療中の快適性にも配慮しており、治療中のあらゆる不安やお悩みにも寄り添える体制を整えています。


プルチーノ歯科・矯正歯科 理事長であるドクター鶴田翔平が2025年のインビザラインブラックダイヤモンド・プロバイダーに認定されました。 >


当院の成人矯正・インビザラインはこちら >

 

まとめ|矯正歯科の抜歯で後悔したくない方へ

歯列矯正における「抜歯」は、慎重な判断が求められる大切な選択です。
後悔しないためには、歯の状態・顎のバランス・口元の見た目・将来の健康まで総合的に判断することが必要です。
「抜く」「抜かない」にとらわれすぎず、自分に合った治療法を見つけるための正確な情報と専門的な視点が不可欠です。
私たちは、すべての患者さまが安心して矯正治療を進められるよう、丁寧な診断とカウンセリングを提供しています。

 

無料相談を実施中|納得のうえで治療を選択するために

「自分に合った矯正方法はどちらだろう」「抜歯は必要?」と悩んでいる方は、まずは無料カウンセリングで疑問を解消することが大切です。

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、患者さまの不安やお悩みに丁寧に向き合い、最適な治療方法を一緒に考えていくことを大切にしています。少しでも気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

 

無料相談のご予約はこちらから
LINE診断も行っています

 


マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

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