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根管治療とは?抜歯しない治療法について四日市市の歯科医院が解説

22.07.25

カテゴリ:マイクロスコープ一般歯科根管治療

虫歯が重症化すると、歯の神経にまで感染が及ぶため「根管治療」と呼ばれる歯の根の処置が必要となります。根管治療というと、治療期間が長かったり、痛みを伴ったりするなど、ネガティブなイメージをお持ちの方も多いことでしょう。今回はそんな根管治療について四日市市のプルチーノ歯科が詳しくご説明します。

1. 根管治療ってどんな治療

1. 根管治療とは

根管治療とは、歯の根の中を無菌化するための処置です。虫歯菌に侵された神経を取り除き、根管内を専用の器具で清掃します。適宜、消毒薬なども活用することで、根管内の細菌を死滅させることが主な目的です。根管内の無菌化が達成されたら、ガッタパーチャなどの充填剤を填入して虫歯の再発を防止します。その後、コアと呼ばれる土台を作り、被せ物を装着して治療が完了します。

2. 抜歯のリスクと歯を残す重要性

歯の根の中まで感染が広がった歯は、抜歯のリスクが高まっています。適切な処置を施さなければ歯を残すことができません。つまり、根管治療というのは、重症化した虫歯を抜かずに保存する上で、欠かすことのできない処置といえるのです。もちろん、根管治療を行なったからと言って、歯を必ず保存できるわけではありません。根管治療が失敗に終われば、抜歯を余儀なくされることも多いです。

3. 治療の難易度や専門性

根管治療は、一般の歯科治療と比べて難易度が高い処置といえます。保険診療で行う根管治療の成功率は50%にも満たないと言われており、軽度から中等度の虫歯治療とは大きく異なります。歯科医師であれば誰でも行うことができる根管治療は、極めて専門性の高い分野であり、可能であれば実績豊富な歯医者さんに任せた方が良いです。根管治療に関する知識や経験が豊富で、技術も優れている歯科医師なら、成功する可能性も大きく上昇することでしょう。

2. 根管治療のメリット

1. 抜歯をせずに自分の歯を残せる

根管治療を行なう最大のメリットは、天然の歯を残せることです。本来であれば抜歯をして、ブリッジや入れ歯、インプラントなどを装着しなければならないところを自分の歯で噛み続けることができる点は、患者さまにとって非常に大きなメリットといえます。

2. 痛みから解放される

根管治療を必要とする歯は、歯髄炎による痛みを伴っていることが多いです。安静にしていてもジンジンと痛む「歯痛」は、誰にとっても嫌なものですよね。歯の神経を抜いて、根管内の病巣を取り除けば、そうした痛みから解放されます。


3. 根管治療が必要なケース

1. 神経に達する虫歯

根管治療が必要となる最も標準的なケースは、神経に達する虫歯です。専門的には「C3」と呼ばれるもので、歯の神経に感染が生じると、治療して残すことは難しくなります。同時に、根管内にも汚染が広がっているため、根管治療が必須となるのです。

2. 歯周炎

歯周炎は歯周病の一種であり、歯茎だけではなく、顎の骨にまで炎症反応が広がった状です。基本的に歯にまで感染が広がることはなく、根管治療を行なうこともありません。ただ、虫歯を放置していると、歯の根の先に細菌や汚れが漏れ出て「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」と呼ばれる病気を発症することがあります。これは一般的な歯周炎とは少し異なるのですが、根管治療が必要となるケースの代表例といえます。

3. 知覚過敏

冷たいもがしみる知覚過敏は、虫歯や歯周病のような細菌感染症ではないため、根管治療とは無縁の病気と思われがちです。実際、知覚過敏で根管治療が必要となるケースは一部に限られます。具体的には、知覚過敏の治療をいくら行っても症状の改善が見込めないケースです。そのまま放置すると痛みで日常生活にまで支障をきたすような場合は、歯の神経を抜いて、根管治療を行うことがあります。

4. 上顎洞炎(副鼻腔炎)の延長

副鼻腔(ふくびくう)のひとつである上顎洞(じょうがくどう)に炎症が起きた場合も、その治療の延長で根管治療を行なうことがあります。そもそも上顎洞炎は、重症化した虫歯によって引き起こされることも珍しくなく、根本的な原因となっている根管内の病巣を取り除かなければ完治させることが難しいのです。根管治療が完了すれば、上顎洞炎の症状も自ずと改善していきます。

4. プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介

ここまで、根管治療の重要性について解説してきました。根管治療は難易度が高く、どの歯科医院でも同じクオリティの施術を受けられるわけではないので、歯医者さん選びは慎重に行う必要があります。四日市市のプルチーノしか・矯正歯科あら、以下に挙げるような特徴があり、質の高い根管治療を提供することが可能です。

1. 充実した設備

当院には、精密な根管治療を実現できる、さまざまな先進医療設備を導入しております。

◎マイクロスコープ

マイクロスコープとは、歯科用顕微鏡とも呼ばれる装置で、治療中の視野を肉眼の20倍程度まで拡大することができます。根管はとても細くて暗く、肉眼ではその入り口しか見えないものなのですが、マイクロスコープを活用すると内部まで詳細に観察することが可能となります。従来の「勘に頼った処置」ではなく、しっかりと視覚的に確認した上で処置を進めていくため、根管治療の成功率も自ずと高まります。

◎歯科用CTレントゲン

歯科用CTを用いれば、複雑な形態をした根管も三次元的に把握することができます。処置の難易度を大きく上昇させる彎曲した根管も精密に治療することが可能です。また、レントゲン画像では見落としてしまう隠れた根管の存在を明らかにしたり、顎の骨の状態もより正確に評価したりすることができるため、予後も自ずと良くなることでしょう。ちなみに、標準的な保険診療ではレントゲン撮影だけで根管治療を進めていくことから、様々なトラブルに見舞われやすいといえます。

◎ラバーダム防湿

ラバーダム防湿とは、治療する歯以外をゴム製のシートで覆う方法です。お口の中には常に唾液が分泌されており、そこにはたくさんの細菌が含まれています。そんな唾液が治療中の根管内に侵入すると再び汚染が広がってしまうため、ラバーダムのような器具でしっかり守る必要があるのです。一般的な保険診療では、このラバーダム防湿を行わないことから、虫歯の再発率も高くなっているといえるでしょう。

2. 根管治療の実績豊富

四日市市のプルチーノ歯科には、根管治療の実績豊富な歯科医師が在籍しており、マイクロスコープを活用した精密根管治療を実施することができます。他院では根管治療が難しく、抜歯する他ないと診断されたケースであっても、当院であれば対応できるかもしれません。現状、天然歯に勝る人工歯は存在していないので、保存する選択肢があるのなら、可能な限り残した方が良いといえます。当院であればそのお手伝いができます。また、プルチーノ歯科では「MTAセメント」と呼ばれる特別な薬剤を使うことによって、細菌に感染した部分だけを取り除き、健全な神経を残す方法も実践しておりますので、関心のある方はいつでもご相談ください。

3. アクセス情報

根管治療は、比較的長い期間を要する処置であり、通いやすい立地にある歯医者さんの方が好ましいといえます。プルチーノ歯科・矯正歯科はイオンタウン四日市泊内で開業している歯医者さんで、大型駐車場も完備されており、お買い物のついでに通うこともできます。また、さまざまな公共交通機関を利用しての通院も可能となっておりますので、根管治療を検討中の方はぜひ当院までご相談ください。ちなみにプルチーノ歯科は、平日は9:30~18:30まで、土日祝日は9:00~17:30まで診療しております。お仕事などで平日忙しい方でも無理なく通院していただけることかと思います。


鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

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