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歯石除去の効果や費用、メリット・デメリットについて【四日市の歯科が解説】

23.07.29

カテゴリ:PMTC一般歯科

歯の表面に形成されると厄介なのが「歯石」。一見すると歯垢と同じように見えますが、歯石を歯ブラシで落とすことはできません。ザラザラとした歯石は次の汚れの付着を促し、細菌の住処をどんどん広げていきます。そんな歯石は歯科医院でのスケーリング(歯石取り)で除去するのが一番です。ここでは歯石取りの方法や効果、メリット・デメリットについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説をします。

【1】 歯石取りの方法

歯垢が石灰化を受けて石のように硬くなった歯石は、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って取り除きます。

◎自分で取る方法

歯石取りのためのスケーラーは、ドラッグストアや薬局などで購入可能です。つまり、歯石は自分で取る方法もあるのですが、現実的にはなかなか難しいです。スケーラーは先端が鋭利な器具で、取り扱いを誤ると歯の表面に傷を付けてしまいます。場合によっては歯茎を切ってしまうこともあるでしょう。

実際にスケーラーで歯石を取ってみるとわかりますが、歯面は彎曲していたり、凹凸があったりするため、思うように清掃できないのです。また、歯や歯茎の構造や性質、スケーラーの使用方法などを熟知していなければ、安全にスケーリングできませんので、自分で歯石取りをする場合は十分にご注意ください。

もちろん、一般の人がスケーラーを使って歯石取りを行うこと自体、禁止されているわけではありません。ただ、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシと同じような感覚で使用すると、深刻なトラブルに見舞われるリスクが高まります。

◎歯科医院で取る方法

歯石は歯科医院で取る方法がおすすめです。歯や歯茎の構造・性質を知り尽くした歯科衛生士が正しい方法で丁寧に歯石を取り除きます。その鮮やかな手技に感嘆される方も多いことでしょう。とはいえ、歯石が歯周ポケットの中にまで入り込んでいたり、歯周病によって歯茎が腫れていたりする場合は、スケーリングの最中に出血することもあります。それは歯科衛生士の技術が低いというわけではありませんのでご了承ください。ちなみに歯科医院での歯石取りでは、手で動かす標準的な「手用スケーラー」と電動の「超音波スケーラー」の2つを使い分けます。後者は歯石を安全かつ効率良く取り除ける器具で、保険診療のクリーニングでも使用可能となっています。

【2】 歯石取りの効果とメリット・デメリット

歯石を取るためにわざわざ歯科医院に通うのは面倒。そう感じている方には、是非とも歯石取りの効果とメリットについて知っていただきたいです。

(1) 歯石取りの効果

歯科医院での歯石取りの効果は、一般の人が自分で行った場合とは比べ物にならないほど高いです。舌で触った時にザラザラとする不快な症状が嘘のように消えてなくなります。汚れが再付着することも少なくなり、お口の中を清潔に保ちやすくなることでしょう。こうした効果は、歯科衛生士によるスケーリングを受けてみなければ実感するのが難しいです。

(2) 歯石取りのメリット

歯科衛生士による歯石取りを受けると、次に挙げるようなメリットが得られます。

メリット1:見た目が良くなる

歯石は食品の色素などを吸着して、徐々に黄ばんでいきます。歯石は歯ブラシによるブラッシングでは取り除けないため、歯の黄ばみに長く悩まされてきた方も多いのではないでしょうか。歯科衛生によるスケーリングを受ければ、その日に審美的な障害が取り除かれます。歯が持つ本来の白さを取り戻せるため、口元にも自信が持てるようになります。

メリット2:口臭が弱くなる

歯石は、口臭の原因になります。歯石の上で繁殖した細菌が口臭の原因となる物質を作り続けるからです。それを一掃できる歯石取りは、口臭の改善・予防にも寄与します。

メリット3:歯周病や虫歯のリスクが下がる

歯石をため込んでいる人は、そのほとんどが歯周病患者さんです。それくらい歯石というのは歯周病リスクを上昇させる厄介な汚れなのです。歯石の上では歯周病菌以外の細菌も繁殖するため、当然ですが虫歯にもかかりやすくなります。歯科医院で歯石取りを定期的に取り除いていれば、歯周病や虫歯のリスクも自ずと低下します。

メリット4:汚れがつきにくくなる

歯石は、表面がザラザラとしているため、歯垢や食べカスを吸着しやすいです。歯石がなくなれば歯面がツルツルになり、汚れの再付着が起こりにくくなります。ブラッシングにかかる時間も減少することでしょう。

(2)歯石取りのデメリット

歯科医院で歯石取りを受けると、次に挙げるようなデメリットを伴います。

デメリット1:費用がかかる

歯科医院の歯石取りでは、当然ですが費用がかかります。歯の治療ではなく、歯の汚れを取るためだけにお金を支払いたくないという方にとっては、この点が大きなデメリットとなります。けれども、歯石取りによって歯周病や虫歯を予防できれば、それらの治療にかかる費用を節約することが可能となります。その結果、医療費の抑制へとつなげられます。

デメリット2:痛みや出血を伴うことがある

上でも述べましたが歯石が形成されている場所が悪かったり、歯周病で歯茎が腫れたりしていると、スケーリング中に痛みや出血が起こる場合もあります。これはある意味で歯石取りにおける避けられないデメリットといえるでしょう。とはいえ、歯石を取り除くことで歯茎の腫れや出血を抑えることが可能となるため、頑張って乗り越える価値はあります。痛みや出血を伴うからといって、お口の健康を害するわけではないのです。

【3】 歯石取りの費用

歯科医院の歯石取りは、保険診療と自費診療とで費用が異なります。

(1) 保険診療

保険診療の歯石取りは、定期検診の一環として行われます。3割負担の場合は3,000円程度の出費となります。定期検診では歯石取り以外にもクリーニングやブラッシング指導、お口の中の検査なども実施します。

(2)自費診療

自費診療の歯石取りは、PMTC(ピーエムティーシー)と呼ばれる歯のクリーニングの中で行われます。スケーラーを用いた歯石取りはもちろんのこと、エアフローやジェットウォッシャーなど保険診療では使えない機器もフルに活用して、歯の表面をきれいにお掃除します。自費診療におけるスケーリングやクリーニングの費用は、歯科医院によって大きく異なります。一般的には、1時間くらいの施術で6,000~10,000円程度の費用がかかります。

【4】 プルチーノ歯科・矯正歯科の歯石取りについて

今回は、歯石取りの効果や費用、メリットとデメリットについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説をしました。歯石取りの重要性をご理解いただけたら幸いです。最後に、当院の歯石取りや予防診療の特色をご紹介させていただきます。

(1) 拡大鏡やマイクロスコープを活用した歯石取り

四日市のプルチーノ歯科では、歯科衛生士も拡大鏡およびマイクロスコープを使用することができます。マイクロスコープは肉眼の視野を数十倍にまで拡大できる装置で、歯石取りの精度も大きく向上します。

(2) プライバシーに配慮した診療スペース

診療スペースは、曇りガラスで仕切られた半個室タイプとなっております。他の患者さんを意識する必要がなく、安心して診療を受けられます。

(3) 衛生管理の徹底

当院は、院内の衛生管理を徹底しております。診療に使用した器具も各種滅菌器で無菌化。患者さんは常にまっさらで清潔な器具による治療を受けられます。それは歯石取りやクリーニングといった予防診療も例外ではありません。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

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