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歯科の無痛治療の特徴やメリット・デメリットを四日市の歯医者が解説

23.10.22

カテゴリ:一般歯科

医療は年々、進歩しており、治療に伴う痛みも大幅に減らせるようになってきています。それは歯科の分野も例外ではありません。痛みのある治療は誰にとっても嫌なものなので、できれば無痛で受けたいというのが患者さんの本音ですよね。そこで今回は歯科における無痛治療の特徴やメリット・デメリットについて、四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」が詳しく解説をします。

1歯科の無痛治療とは?

歯科診療では、いろいろな場面で痛みが生じます。そのため歯科の無痛治療を待望している方も少なくないことかと思います。そこでまずは歯科治療の痛みがどんな場面で生じるのかについて、考えてみましょう。おそらく、多くの方の頭に浮かんだのは麻酔注射を打つ時と歯を削る時ですよね。この2つの処置には少なからず痛みを伴いますが、無痛治療を実施することでその症状を最小限に抑えられます。ただし、文字通りの“無痛”にすることは現実的に難しいので、その点はご注意ください。詳細については後段でご説明します。

2無痛治療のメリットとデメリット

歯科の無痛治療には、次に挙げるようなメリットとデメリットを伴います。

メリット①治療の痛みによる身体的負担を減らせる

歯科の無痛治療の最大のメリットは、やはり痛みによる身体的負担を減らせる点でしょう。どんな人でも痛みが強いよりは弱い方が良いでからね。意外に思われるかもしれませんが、治療中の痛みが少ないということは、治療後の腫れや痛みの軽減にもつながります。歯科の無痛治療には、そのようなメリットもあるのです。

メリット②治療を先延ばしにしなくなる

歯科治療には強い痛みを伴うと思い込んでいる人は、歯医者さんに行くのを先延ばしにしがちです。虫歯で歯が痛くても、歯を削る時の痛みと比べたらまだ我慢できる。そういう感覚で歯科への受診を延期してしまう人は少なくありません。無痛治療で虫歯を治せるとわかっていれば、歯科への受診を先延ばしにすることもなくなるでしょう。その結果、虫歯も完治しやすくなり、治療にかかる費用も期間も最低限に抑えられます。

メリット③治療の安全性が高まる

歯科治療に痛みを伴うと、患者さんは動いてしまうことがあります。身体に障害を持ちの方に起こりやすい体動(たいどう)は、一般の人でも痛みを伴った際に起こることを忘れてはいけません。歯を削っている時に体動が起こることで、お口の粘膜を傷つけてしまうおそれもあるのです。痛みの少ない無痛治療なら、そうした歯科治療中の体動も起こりにくくなることでしょう。

デメリット①治療時間がやや長くなる

無痛治療を行うためには、通常の治療にはないプロセスがいくつか加わります。そのため無痛治療では、治療時間が標準よりも少しだけ長くなるというデメリットを伴うのです。治療時間が長くなるといっても、30分や1時間といった単位ではありませんのでご安心ください。通常の治療よりも5~15分くらい長くなる程度にとどまります。

デメリット②無痛治療に対応していない歯科医院も多い

無痛治療は、どの歯科医院でも行えるわけではありません。専用の器材や薬剤がそろっていて、なおかつ無痛治療を実施できる歯科医院が在籍していなければならないのです。現状、多くの歯科医院は無痛治療に対応していないといえるでしょう。ですから、無痛治療を希望される場合は、事前に対応の有無を確認しておくことが大切です。

3無痛治療に向けた取り組み

無痛治療にはさまざまな種類がありますが、以下の3点が主な取り組みとなります。

・麻酔を注射する際の痛みの軽減

患者さんの多くが無痛を希望される処置として、第一に挙げられるのは麻酔注射です。そもそも注射自体、苦手な方が多い中で、それを感覚な敏感な歯茎に刺すとなると、不安や恐怖を覚える人も少なくありません。実際、歯茎に打つ麻酔注射には比較的強い痛みを伴います。この時の痛みは「表面麻酔」で軽減できます。

表面麻酔とは、文字通り歯茎の表面に作用させる麻酔で、注射針を刺すわけではありません。ジェル状の薬剤を塗布すると、間もなく歯茎の感覚が鈍ってきます。麻酔注射ほどの高い効果は期待できませんが、麻酔針を刺す時の痛みは感じにくくなります。この取り組み自体はコストも技術も不要なので、ほとんどの歯科医院が実施しています。さらに、痛みに関する知識が豊富な歯科医師であれば、粘膜を緊張させた上で痛みが起こりにくい角度から注射針を刺すことができます。この点は歯科医師の意識やテクニックに大きく依存します。

・麻酔液が注入される際の痛みの軽減

歯科麻酔では、薬液を注入する際にも痛みを伴います。それは薬液の注入によって歯茎の組織に強い圧力がかかるからです。とくに薬液の注入速度にムラがあると、痛みが強くなりやすいといえます。そこで有用なのが電動麻酔器です。

電動麻酔器なら一定の速度で薬液を注入できるため、組織にかかる負担が軽くなります。麻酔液の注入はかなりゆっくりと進行していくことから、やや時間はかかりますが痛みの少ない麻酔注射を実現できるという大きなメリットを伴います。

麻酔薬が入っているカートリッジを事前に体温付近まで温めておくと、注入の際の痛みはさらに弱くなります。冷温保存した状態で注入すると、体温との差が大きく、痛みなどの不快症状が現れやすいからです。当院のような無痛治療に力を入れている歯医者さんなら麻酔カートリッジを温める取り組みもしっかりと行っています。

・歯を削る際の痛みの軽減

麻酔注射と同じくらいに怖いのが歯を削る時の痛みですよね。この痛みは局所麻酔をしっかりと作用させることと、削る量を最小限に抑えることで軽減できます。歯の切削量を少なくすることは、歯の寿命を延ばすことにもつながるため、患者さんが得られるメリットが大きいです。

4麻酔が効きにくい場合と、その対処法

歯科治療の麻酔は、患者さんの体質によって効きやすい場合と効きにくい場合があります。麻酔が効きにくい場合は、治療に伴う痛みが強く現れてしまうので不安ですよね。

・麻酔が効きにくい場合

麻酔の効果がきちんと現れなかった場合は、基本的に追加の麻酔を打ちます。患者さんの性別や年齢、体調を考慮しながら、少しずつ追加をしていきます。麻酔が効きにくいほとんどのケースでは、麻酔の追加投与で対処できます。

・麻酔が効きづらかったときの対処法

麻酔が効きにくい理由は、ケースによってさまざまです。患者さんの体質的に麻酔が効きにくい場合は、上段で述べた方法で対処できますが、歯茎の腫れや出血があったり、もともと強い痛みが生じていたりする場合は、時間を置いて治療することもあります。炎症反応を抑えてから、具体的な虫歯治療などを行うのです。その場合は治療期間が少し長くなることになります。

・痛くなる前に対処

このように、麻酔は体質だけではなく、歯や歯茎の状態によっても効果の現れ方が変化します。とりわけ虫歯や歯周病などを重症化させてしまっている場合は、麻酔が効きにくくなりますのでご注意ください。麻酔の効果という観点からも歯科治療は痛くなる前に受けた方が良いのです。

5プルチーノ歯科の痛みに配慮した治療のご紹介

今回は、歯科の無痛治療の特徴やメリット・デメリットについて、四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」が解説をしました。無痛治療には際立ったデメリットはなく、たくさんのメリットが得られることから多くの方の推奨できます。とくにプルチーノ歯科では、本文でもご紹介したような無痛治療への取り組みに力を入れておりますので、四日市で痛みの少ない歯医者さんを探されている場合はお気軽にご相談ください。虫歯治療や歯周病治療に伴う痛みを最小限に抑えた上で、処置を進めてまいります。その他の治療に関しても、基本的には無痛に近付けるよう努力しております。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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