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親知らずを抜歯した方がいいケースや抜くタイミング、注意点【四日市市の歯医者が解説】

23.10.21

カテゴリ:一般歯科症例親知らず

親知らずは、口腔ケアをしっかり行っていたとしても抜かざるを得ない症状が現れることも珍しくはありません。そういう意味で親知らずは、ほとんどの人の悩みの種となり得る永久歯といえるでしょう。今回はそんな親知らずの抜歯の判断基準や抜くタイミング、抜歯の際の注意点などを四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」がわかりやすく解説をします。

1親知らずは抜歯したほうが良い?

今現在、親知らずに何らかの症状が現れている人はもちろん、とくに異常が見られない人も「いつかは抜かなければならない」とビクビクしているかもしれませんね。まずはそんな親知らずの基本事項から確認していきましょう。

・そもそも「親知らず」ってどんな歯?

冒頭でも述べたように、親知らずも立派な永久歯のひとつです。専門的には「第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)」と呼ばれ、前から数えて8番目に生えてきます。日本人では20歳前後に生えてくることから、“親知らず”という変わった名前が付けられています。萌出時期からもわかるように、親知らずは永久歯列が完成した後に生えてきます。そのため深刻なスペース不足に見舞われることが多いのです。ちなみに、親知らずは最大で4本生えてきます。人によっては3本であったり、2本であったりするなど、個人差が見られる点もその他の永久歯と親知らずの大きな違いといえるでしょう。

・親知らずがあったら、絶対に抜かなければダメ?

親知らずは、生え方・埋まり方によって抜歯の要否が決まります。親知らずが生えている、あるいは埋まっているからといって、いつかは必ず抜かなければならないということではないのです。実際、親知らずを1本も抜かずに生涯を過ごす方もいらっしゃいます。

・親知らずの抜歯をすすめられる理由

親知らずの抜歯をすすめられる理由としては、以下の5点が挙げられます。

◎生え方が悪くて清掃しにくい
◎親知らずが虫歯や歯周病になっている
◎手前の歯を圧迫している
◎全体の歯並びを悪くしている
◎食べ物を噛みにくい

親知らずが原因でこうした症状が認められる場合は、抜歯が推奨されます。最終的な診断は、精密検査を行ってみなければ下せません。

2 四日市のプルチーノ歯科が「親知らずの抜歯」に強い理由

プルチーノ歯科は、親知らずの抜歯が得意な歯医者さんですので、四日市にお住まいの方はお気軽にご相談ください。当院には以下のような強みがあります。

・口腔外科専門のドクターが在籍!他院で断られたケースにも対応

親知らずの抜歯は、難しい症例が比較的多いため、大きな病院の口腔外科を紹介されることも珍しくありません。歯茎をメスで切開して、歯を分割するような処置は一般歯科で行うのが難しいのです。その点、当院には口腔外科専門のドクターが在籍していることから、大学病院等を受診する必要性が低くなります。他院で断られたケースでも対応可能かもしれません。

・歯科用CTによる精密診査で安心・安全な抜歯を実施

当院では、親知らずを安全に抜くために、歯科用CTによる精密検査を実施しています。レントゲン撮影では得られない3D画像は、検査の精度を大きく向上させます。親知らずの周りにある血管や神経の位置まで正確に把握できることから、抜歯に伴うリスクを最小限に抑えられます。

・抜歯中、抜歯後の「痛み」や「腫れ」はどの程度?

親知らずの抜歯中は、局所麻酔が効いていますので痛みを感じることはほとんどありません。抜歯後の痛みと腫れは、ケースによって変わります。難しい症例であればあるほど、痛みと腫れは強くなりますが、基本的には2~3日で症状は落ち着いてきます。抜歯後に処方された薬剤をしっかりと服用し、安静に過ごすことで傷の治りも早くなることでしょう。

3 親知らずの抜歯のタイミング

親知らずをすぐにでも抜いた方が良いタイミングは次の通りです。

・痛みがある

親知らずが痛い場合は、虫歯や歯周病が進行している可能性が高いです。とくに智歯周囲炎(ちししゅういえん)という親知らず特有の歯周病には十分な注意が必要です。

・冷たいものがしみる

冷たいものがしみる知覚過敏が頻繁に起こっている場合も親知らずを抜くタイミングといえます。そのまま放置していると症状がさらに強くなり、神経に炎症が起こる可能性も高まります。

・歯列矯正の邪魔になる

歯列矯正の検査を受けて、親知らずが治療の妨げとなるような場合は、適切な時期に抜歯をすることになります。一般的には、矯正装置を装着する前の段階で親知らずを抜歯します。

・周りの歯に悪影響を及ぼしている

顎の骨に埋まっている親知らずは、レントゲン撮影を行うことでその状態を正確に把握することができます。その時に手前の歯を圧迫して歯根吸収を誘発しているような症状が認められた場合は、できるだけ早期に親知らずを抜いた方が良いといえます。

4 親知らずを抜歯した後、注意したいこと

親知らずを抜歯した後は、以下の3点にご注意ください。このルールを守れないと、抜歯後のトラブルに見舞われやすくなります。

・抜歯した日は「飲酒」や「激しい運動」は控える

親知らずを抜歯した直後は、顎の大きなケガを負っている状態となります。帰宅後に飲酒や激しい運動といった全身の血流が良くなる行為をすると、傷口が開く恐れがありますので、絶対に控えるようにしてください。喫煙も傷口に悪い影響が及ぶため、原則としてタバコを吸わないようにしましょう。

・出されたお薬(抗生剤)は歯科医の指示通りに飲む

親知らずの抜歯後には、抗生剤が処方されます。歯科医院から直接、出されることもあれば、処方箋を持って調剤薬局で購入することもあります。いずれにしても出されたお薬は歯科医の指示通りに服用するようにしてください。痛み止めや腫れ止めは、症状に合わせて服用期間を調整しても構いませんが、抗生剤に関してはすべて飲み切る必要があります。抜歯後の抗生剤の服用を怠ると、細菌感染のリスクが高まります。

・患部を刺激しない

親知らずを抜歯した日は、噛まずに飲み込める食事をとるようにしてください。熱いものや硬いもの、辛いものは患部を刺激することになります。口腔ケアを行う際も患部には触れずに他の部位だけブラッシングするようにしましょう。うがいをし過ぎると、抜歯をした部位のかさぶたが剥がれて骨がむき出しとなるドライソケットを引き起こしてしまうため、十分に注意してください。

・強い痛みや腫れが続く場合はすぐに受診を

親知らずの抜歯後の痛みや腫れは、2~3日で軽くなっていきます。それまでは痛み止めや腫れ止めを飲んで乗り切りましょう。安静に過ごしていれば、辛い期間も長くはなりません。そんな親知らずの抜歯後の痛みや腫れが4~5日経っても治まらない、それどころか症状が強くなってきた、という場合は、迷わずすぐに歯科を受診しましょう。親知らずを抜歯した部分で細菌感染が起こっていたり、ドライソケットという症状が現れていたり可能性が考えられます。

5 まとめ

今回は、親知らずを抜歯した方がいいケースや抜くのに適切なタイミング、抜く際の注意点などを四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」が解説しました。親知らずは絶対に抜かなければならないわけではありませんので、ご自身のケースが気になる場合はお気軽に当院までご相談ください。歯科用CTによる精密検査を行った上で、最善といえる対処法をご提案します。実際に親知らずを抜くことになった場合は、抜歯後の行動に十分気を付けましょう。親知らずの抜歯後に不適切な行動をとると、細菌感染やドライソケットという深刻な症状に悩まされることになりかねません。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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