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差し歯とは?インプラントとの違いは?【四日市市の歯医者が解説】

23.10.18

カテゴリ:インプラント一般歯科審美歯科

歯科治療では、いろいろな種類の装置を用います。まったく同じ装置でも呼び名がいくつかあることから、戸惑ってしまう方も多いことでしょう。そこで今回は、多くの人が混同しやすい差し歯とインプラントの違いについて、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどに焦点を当てながら四日市の歯科医医院である「プルチーノ歯科・矯正歯科」がわかりやすく解説をします。

1差し歯について

まずは、歯科治療で広く用いられている「差し歯」の特徴をかんたんにご説明します。

差し歯とは?

差し歯とは、いわゆる被せ物です。比較的進行したむし歯では、歯の頭の部分である歯冠(しかん)の多くが失われているため、差し歯を被せなければなりません。専門的にはクラウンとも呼ばれる装置で、歯と同じような形をしています。ドリルで形を整えた歯にすっぽりと被せる形となることから、差し歯という名前でも呼ばれるようになりました。

差し歯とインプラントの違い

差し歯とよく比較されるものに「インプラント」があります。インプラントも装着した状態は差し歯と何ら変わりません。セラミックで作られた差し歯とインプラントの上部構造なら、まったく同じに見えることでしょう。ただ、インプラントは「失った歯の治療法」なので、上部構造の下に「人工歯根」があります。差し歯のような天然の歯根は残っていないのです。これが差し歯とインプラントの決定的な違いといえるでしょう。つまり、差し歯とインプラントというのは、適応する症例自体に違いが見られるのです。

差し歯のメリット・デメリット

【メリット】

差し歯は、天然の歯根はもちろんのこと、歯冠の部分もある程度、残すことができます。外科手術が不要で費用も安く、治療期間も短いです。根管治療を行うかどうかによって費用や期間は大きく変わりますが、インプラントよりも心身および経済面での負担が小さいことは確かです。

【デメリット】

差し歯は、天然の歯根が残っていなければ適応できません。また、差し歯の下は天然の歯質なので、口腔ケアを怠ると虫歯が再発します。

差し歯治療にかかる費用

差し歯治療は、保険診療であれば3,000~10,000円程度で受けられます。使用する材料は銀歯、硬質レジン、CAD/CAD冠(ハイブリッドセラミック)など、いくつかの選択肢があり、それぞれで費用も少しずつ異なります。自費診療で差し歯を治療する場合は、50,000~150,000円程度の費用がかかるのが一般的です。自費診療ならセラミックやジルコニア、金歯なども選択できます。

差し歯を利用するリスク

差し歯は、使っていく中で割れたり、外れたりするリスクがあります。差し歯の下で虫歯が再発する「二次う蝕(しょく)」のリスクも忘れてはいけません。

2インプラントについて

次に、インプラントに関する基本事項をご説明します。

インプラントとは?

インプラントは、何らかの理由で失った歯もしくは抜歯予定の歯を補うための装置です。人工歯根(フィクスチャー)・アバットメント(連結装置)・上部構造(被せ物)の3つからなり、治療には手術が必須となっています。

差し歯とインプラントの違い

上でも述べたように、差し歯は天然の歯に被せる治療、インプラントは歯がない部分に人工歯根を埋めこむ治療です。口腔内に露出している装置はまったく同じに見えますが、歯茎および顎の骨の中の状態が完全に異なります。適応症も基本的に異なるのですが、インプラントの場合は抜歯をするという選択肢があるため、差し歯とインプラントのどちらにするか迷うケースがあります。一方、歯を失った状態では、差し歯を選択することはできません。

インプラントのメリット・デメリット

【メリット】

インプラントは、失った歯をゼロの状態から回復できます。人工歯根を埋め込む位置や上部構造の形態、大きさなどを調整することで、歯並び・噛み合わせもわずかではありますが改善可能です。歯根から歯冠まで人工物で構成されているため、虫歯になるリスクはゼロです。

【デメリット】

インプラント治療では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む外科手術が必須です。顎の骨や全身状態が悪い場合は、外科手術が難しく、その他の治療法を選ばざるを得ないケースもあります。また、インプラントには保険が適用されず、原材料費も高いことから、治療費も自ずと高額になります。治療期間も半年以上かかるのが一般的です。

インプラント治療にかかる費用

インプラントは、1本あたり300,000~500,000円程度の費用がかかります。顎の骨が足りないことで骨造成が必要となったり、手術への恐怖心や不安感を取り除く静脈内鎮静法を併用したりすると、費用はさらに高くなります。

インプラントを利用するリスク

インプラントでは、手術中および手術後に感染のリスクを伴います。治療後のケアを怠ると、インプラント周囲炎という歯周病を発症し、顎の骨に埋め込んだ人工歯根が脱落するため十分な注意が必要です。その他、インプラント治療では、手術中に重要な血管・神経を損傷したり、全身状態が悪くなったりするリスクを伴います。

3差し歯とインプラントどっちにしたら良い?

ここまでは差し歯とインプラントそれぞれの特徴を解説してきましたが、実際どちらにしたら良いのか、指標があれば治療選択もしやすくなりますよね。

歯根が残っているなら差し歯も可能

天然の歯根が残っている場合は、差し歯とインプラントのどちらかを選択できます。歯根の状態が良好であれば、差し歯を選択した方が良いといえます。なぜならインプラントの人工歯根も天然の歯根には敵わないからです。また、インプラントを選択する場合は歯根を抜かなければならないため、その後は差し歯という治療法の選択肢を失うことになります。そうしたことから、健全な歯根が残っている場合は、差し歯を優先的に検討した方が良いといえるのです。人工歯根の状態が悪い場合は、無理に差し歯を装着せず、抜歯をした上でインプラントを埋め込んだ方が良いでしょう。

歯根が残っていない場合はインプラントを行う

繰り返しになりますが、差し歯は歯根が残っている場合の治療法です。もうすでに歯根がない状態では、インプラントしか選択肢はありません。もちろん、そうしたケースではインプラント以外にもブリッジや入れ歯を選択することも可能です。

4差し歯もインプラントも対応可能なプルチーノ歯科のご紹介

四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」では、差し歯とインプラントの両方に対応しております。

プルチーノ歯科・矯正の特徴

当院では、レジンやセラミック、ジルコニアなど、さまざまな種類の差し歯を取り扱っております。インプラントに関しても治療実績が豊富で、さまざまな症例に対応可能です。他院で「インプラントは難しい」と診断されたケースでも、もしかしたらプルチーノ歯科で治せるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。

設備紹介

四日市のプルチーノ歯科には、歯科用CTレントゲンやマイクロスコープ、衛生管理を徹底するための各種滅菌器を完備しております。インプラント手術を行うための特別診療室やマイクロスコープを使用するための専用ルームもご用意しております。

5まとめ

今回は、差し歯とインプラントの違いについて、四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」が解説しました。差し歯は歯根が残っている歯に被せるもので、インプラントは歯根が残っていないケースに適応されます。両者は根本的に異なる治療法ではありますが、歯根が残っている場合は、両方の選択肢を提案することが可能です。そんな差し歯とインプラントで迷われている方は、ぜひともプルチーノ歯科までご相談ください。ていねいにカウンセリングした上で、最善といえる治療法を提案させていただきます。それぞれの治療法に関する疑問にもわかりやすくお答えします。

スムーズな診療にあたって事前にご予約をいただご来院いただけますと幸いです。医師ならびにスタッフ一同皆様に安心して治療に臨んでいただき、お口のお悩みを解消できるよう努めてまいります。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

医院へのアクセス・診療時間については各医院のHPをご覧ください。

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