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すきっ歯の症状や原因、治療法を四日市の矯正歯科が解説

22.11.29

カテゴリ:インビザライン症例矯正歯科

悪い歯並びの一種である「すきっ歯」は、出っ歯や受け口ほど顔貌に悪い影響は与えないものの、見た目の問題で悩んでいる方は意外に多いものです。とくに上の前歯のすきっ歯は笑った時に目立ちやすいため、矯正歯科の治療で改善したいと希望される方が多いといえます。今回はそんなすきっ歯の症状や原因、治療法について四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説します。

「すきっ歯」とはどんな症状

すきっ歯とは、歯列内に不自然なすき間がある歯並びで、専門的には「空隙歯列(くうげきしれつ)」といいます。冒頭でも述べた“上の前歯の真ん中”にすき間があるケースを「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼び、見た目が悪いことから口元のコンプレックスになっている方も少なくありません。奥歯に存在しているすき間は目立つことがありませんが、噛み合わせや清掃性に関するデメリットがあるため、前歯と同じように治療対象となります。そもそも私たちの歯並びにはデンタルフロスが入る程度のすき間がしか存在しておらず、目で見てわかるスペースがあることは異常であると考えなければなりません。

「すきっ歯」になる原因や理由

すきっ歯になる根本的な原因は、スペースの余剰です。何らかの理由でスペースが余り、歯と歯の間にすき間が生じてしまうのです。そうしたスペースの余剰を引き起こす理由とそれ以外のすきっ歯の原因は以下の通りです。

◎ 生まれつき歯が小さい・少ないなど

私たちの歯は、親知らずを除くと全部で28本生えてきます。その数が生まれつき少ないと、歯を並べるためのスペースが余ってしまいますよね。歯の数が正常であってもサイズが小さければ同様にスペースの余剰が生じます。これはすきっ歯になる理由としては比較的わかりやすいかと思います。

◎顎の骨が大きい

歯の数やサイズが正常であっても、顎の骨が標準よりも大きいことでもスペースは余ります。このケースはどちらかと言うと、欧米人に多く見られますが日本人でもいらっしゃいます。歯を並べるための土台となる顎骨が大きいのはとても良いことのように思えるのですが、やはりバランスが重要となります。

◎舌のサイズが大きい

舌のサイズが大きいと、歯列が外側へと大きく広がります。その結果、歯列が拡大されてすき間が生じることもあるのです。このケースでは、歯や顎の骨に異常は見られません。

◎舌の癖・指しゃぶりなどの習慣によるもの

歯や顎に問題がなくても、舌癖(ぜつへき)や指しゃぶりなどの習慣ですきっ歯となることもあります。舌を前に突き出すことが癖になっていると、前歯が前方へと押し出されますよね。その結果、真ん中にすき間ができてすきっ歯が誘発されます。指しゃぶりも出っ歯や開咬(かいこう)だけでなく、すきっ歯の原因になることもありますので十分注意しましょう。

◎むし歯や歯周病によるもの

虫歯によって歯の側面の歯質が溶かされると、すきっ歯の症状が現れることがあります。歯と歯の間にすき間ができるほど虫歯が進行しているため、すきっ歯になる原因も自覚しやすいことかと思います。一方、歯周病に関してはすきっ歯との関連がイメージしにくいですよね。歯周病が進行すると歯茎が下がり、歯と歯の間の距離が広くなったように見えます。重症化した歯周病では顎の骨まで破壊されることから、すきっ歯の症状がさらに強く現れます。


「すきっ歯」で困ること

すきっ歯には以下に挙げるようなデメリットがあるため、放置せずに治療で改善した方が良いといえます。

◎見た目が良くない

上述したように、歯はすき間なく並んでいる状態が正常であり、少しでもすき間があると違和感が生じます。そのすき間がたった1mmであっても、口元の見た目を悪くしてしまうのがすきっ歯の厄介なところです。実際、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科にすきっ歯を主訴として来院される方の多くは、見た目の問題で困っていることで歯列矯正を希望されます。

◎食べ物が歯と歯の間にはさまりやすい

すきっ歯の方は、歯と歯の間に食べ物がはさまる症状に悩まされることも多いです。繊維質の食べ物などは歯と歯の間にはさまりやすいため、やわらかくてそしゃくしやすい食べ物を選びがちです。食事の度につまようじを使わなければならない点も日常の困りごとのひとつと言えるでしょう。

◎虫歯・歯周病のリスクが高まる

食べ物がはさまりやすいことは、口腔ケアが面倒になるだけではありません。ブラッシング後の磨き残しも多くなるため、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも上昇します。口臭が強くなる原因にもなり得ます。

◎発音・発声が悪くなる

これはすきっ歯でも必ず現れる症状ではないのですが、ケースによっては“息漏れ”が生じることで発音・発声が悪くなります。とくに「サ行」の発音が悪くなることが多いです。

「すきっ歯」を治すにはどんな治療がある?

すきっ歯は、いろいろな方法で改善できます。症状に応じて、以下の3つから選ぶと良いでしょう。

◎全体矯正や部分矯正治療

すきっ歯の症状を根本から治す方法は「矯正治療」しかありません。歯を移動してすき間を埋め、歯並びを正常化させます。噛み合わせまでしっかり改善するのであれば「全体矯正」が望ましいですが、すきっ歯の症状が軽度であったり、見た目の改善を主目的としている場合であったりする場合は「部分矯正」でも対応できます。どちらを選択するかは歯科医師としっかり相談した上で決定するのが望ましいです。

◎ダイレクトボンディングによる治療

ダイレクトボンディングは、すきっ歯を改善する方法として広く行われている施術法といえます。コンポジットレジンを歯の表面に直接盛り付けて光で固めます。歯と歯の間のすき間を樹脂材料で埋めるようなイメージですね。当然ですが歯並びの問題を解決することはできません。

◎ラミネートベニアを用いた治療

ラミネートベニアは、セラミック製のチップを歯の表面に貼り付ける施術法です。歯の表面を一層、削る必要がありますが、歯の移動を伴わないため短期間で治療を完結できます。歯の色や形を全体的に整えることも可能であり、審美面だけを改善したいのであれば、すきっ歯の治療法として有用といえます。ただし、セラミック製のチップは強い衝撃が加わることで割れる場合があります。

まとめ

今回は、すきっ歯の症状や原因、治療法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。歯と歯の間に不自然なすき間があるすきっ歯は、人によって原因が異なるため、まずは歯科でカウンセリングおよび検査を受けることをおすすめします。その上で、ご自身にとって最善と言える治療法を選択することが大切です。

すきっ歯は歯列不正(しれつふせい)の一種であり、空隙歯列という診断名がつく異常な状態なので、歯並びの治療を受けることがベストといえます。ただ、予算の関係からそれが難しい場合も珍しくなく、ダイレクトボンディングやラミネートベニアといった“対症療法”を選択せざるを得ないこともあるかと思いますので、まずは四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科までお気軽にご相談いただき診療を受けてください。当院であれば、患者さまのご要望を承った上で、最善といえる治療法をご提案することができます。

当院は[イオンタウン四日市泊]内で開業しており、お車でお越しの方は大型駐車場もありアクセスも良くご利用いただきやすいかと思います。是非ご予約いただき御来院ください。



鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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